1302話

相と対応する「こわばり」は、低気圧様の一点の引力線を仮定すると説明がつくが、その逆のベクトルを中和するようにかけることで、一気に変化が促進される。


操法時の、今まで許容していた型にともなう力みを厳しく見てみる。必要があって力が入っているとごまかしていたのを、それも「こわばり」という視点で見て、中和的に陰陽両面回転の軸線を三方向合算でかける。


力みが取れた後に、こんなに力が抜けているのに、今まで以上に押さえが効く身体が現れる。


ヨガも進めながら逆方向の進行を瞬間瞬間に合わせていくと、あれよあれよと限界を超える。