2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

544話 人体 竹輪理論 3

ヤクルトやらビフィズス菌飲料などをせっせと飲むのは腸内の微生物環境をよくしようというのが狙いのようである。皮膚の外側で、吸収しやすいように微生物がせっせと働いてくれている。これって、実は植物と同じである。地面に落ちた枯葉やら、鳥のうんち、…

543話 人体 ちくわ理論 2

「胃袋の中というのは、体の中か外か?」と言うと、こういう文脈で質問されない限りは、ほとんどの方は、中であると断言されると思われる。その答えが合っているかどうかという問題ではなく、おなかの中(胃袋の中)は体の中だと感じるかどうか、という質問…

542話 チャングム次回シリーズ案

さて、この木曜日には筆者は風邪を引いていたようである。のどには違和感があり、節々はこりこりである。そういうからだの症状を感じながら木曜日帰路につき、それでも日課のあれこれをこなしていたのである。 明日(金曜)は和歌山から高速を車で走って、尼…

541話 チャングムは偉い

人体竹輪理論という暴論の途中ではありますが、閑話休題。 さて、世間はというと日本ハムが史上初の北海道ご当地優勝を果たし、子どもの通学路に車で突っ込んでなたを振り回すという信じられない暴挙がふるわれた今週ですが、筆者は、実家に木曜日から泊まっ…

540話 人体 ちくわ理論

ためさん経由でT田さんから送られてきた講習会の企画案をつらつらと眺める。 テーマは「カラダを育てる」 〜カラダの声に耳を澄ませてみれば〜というテーマであるが、中高年向きの保健体育講座ではなく、青少年向けの『環境学習の一環』という、筆者から見…

539話 いい秋

今日は生駒線支線の菜畑駅近くのN田さんのところに午前中は出張。駅から降りると目の前には生駒山の東斜面が。そう、この日曜日にはあの上の、漫才の「大輔 花子(だいすけ・はなこ)字は合ってたかな)の大邸宅のほんの少し上にある、「鬼っ子」から、奈良…

538話 読者

538話 読者 最近はブログを毎日せっせと更新しておりますが、コンスタントに130名以上の方がアクセスしてくださっているようで、筆者としては望外の幸せである。鬼っ子の「噛む断食(判断時期)セミナー」で「玄米の噛み方」などを指導されていたテル…

537話 生駒の夕日

生駒山の鬼っ子クラブで夜明けに目が覚めて、奈良の方面から朝日が上がるのをぱちり。日曜日の朝の写真です。山の向こうの奈良の街は、霧にすっぽり雲海状態。とっても気持ちのいい眺めでした。 最近夕日の写真ばかり掲載してきたけれど、今回はなんてったっ…

536話 ねずみさん

長野の岸田さんからはがきが来た。岸田さんというのは、25年前に北海道を徒歩で旅していたときに泊めてもらった、北海道の羽幌の駅前のお土産屋さん。手作りで木彫りの人形などを作って販売されていた。当時「ねずみさん」と呼ばれていた。 長髪にひげ、そ…

535話 鬼っ子

鬼っ子クラブは、すこぶるいいところであった。生駒山ろくの東斜面で、眼下には生駒市、その向こうには遠く奈良の灯りが続く絶好の夜景である。薪ストーブの低温サウナに、半露天風呂。薪ストーブに石造りの囲炉裏。夜に到着して寝るまでの間でも、興奮さめ…

534話 たぶん今日はこんな日

今日は忙しい。多分忙しくって日記を書く時間がなさそうなので、朝のうちに書いているのがこれである。午前後、午後のレッスンと昼・夕方の個人セッションが続き、休憩時間は断続的に10分が3回というのが予想である。誰が悪いのかというと、そういうスケ…

533話 満足度900000000点

チャングムが、皇后さまから東宮の暗殺を命じられ、またも(って毎週だぜ)窮地に陥った今週であった。さらにDrコトーが古志木島から出て行く星野さんを心の中で涙で見送り、波乱を呼びそうな新看護師・仲依ミナが登場したのが今週であった。しかし、和歌…

532話 反省ざる的大きな便り 完結編

ここまでは「だから何なの」という話である。そうなのである。ここで筆者がドアに鍵をかけて座りさえすれば何も問題もない。世界中からアクセス可能なインターネットで披露するようなネタではない。何らかの悲劇の起こる可能性はほぼゼロに等しい。 鍵があれ…

531話 反省ザル的大きな便り 前編

ためさんと一緒に行った「笠岡〜鞆の浦 干拓地と龍馬の宿 弾丸ツアー」の帰りの車中での『おじさん的大合唱』以来、坂本九先生(もうすっかり参ってしまい先生づけとなったのである)の歌声が聞きたくて、「ダンスの練習用の曲を探しに行きた〜い」というあ…

530話 悟り 3

ところで、もう一つ、能のすり足はなにゆえ足先を一歩ずつ浮かすのかが判った!という話が残っていた。 これは高野山合宿の朝の30分から40分、正座で参加した勤行の際に悟ったのである。勤行の後、法話があり、ご住職は「それでは祭壇奥のご本尊にご参拝…

529話 亀男、大阪に現る

今日、西山くんから「今、西中島の近くのローソンなんでっけど」とメールが来た。 「大阪に来て、新大阪方面まで来たらどうぞ、ご連絡してくださいな。何もない道場ですが、畳の間で広々と寝ることぐらいはできますさかいに」というこちらのメッセージをちゃ…

528話 悟り2

「なにゆえすり足なのか問題」はさらに続く。 お寺なんだし、ふだんすり足だって稽古しているんだからすり足で歩こう、と思ったわけではない。いつもの調子で少し急いで歩いたらドッタン、バッタンとうるさい。うるさいから、うるさくないように歩こうとした…

527話 悟り 1

高野山合宿にて筆者は身体操作上の重要な気づきを2点得ることができた。一つは「すり足」についてであり、今一つは「能における足運びである」なにゆえ日本の伝統芸能武芸などですり足がその基本となり、また能におけるすり足では、すり出す足の足首を微妙…

526話 火の鳥

合宿帰りの「きれいな空と雲と太陽」の写真、山上くんの撮影した方がよりその時の美しさをとらえているので、貼ってみます。大きく写真を表示する方法がまだ分からないのが残念。鳳凰もかくのごとしなどと先般かきましたが、なんとなく手塚治虫先生の名作【…

525話 未来巡行催眠

つい先日、川西にご自分のセラピールームを開設された松浦さんのそのセラピールームにお祝いを兼ねて訪問。松浦さんとはもう5年ぐらい前に、あるボランティア活動を通じてお知り合いになり、それ以来密ではないけれども、疎遠にもならない、というご縁で、…

524話 お礼

合宿に関して、中日(なかび)の朝やら帰りのどたばた紀行やらに文字数を書いて、なんか肝心のことがぜんぜん書けていないのですね。しかし、盛りだくさんで充実して濃い3日間のこと、なかなか筆者の表現速度では追いつきそうもありませんが、帰宅後感じた…

523話 亀男こと好漢西山くん

昨日紹介の『日本一周男』西山さんですが、今のところこういう後姿で歩いているようです。(→写真)昨夜は和歌山であったが、次回目的地は京都だとのことである。さて現時点でどこだかは不明であるが、和歌山〜京都間のどこかで西山青年をお見かけになった場…

522話 亀男と温泉と雲とラーメン

合宿終了後、東京の山上くんと大阪のK藤さんといっしょに蔵の湯へ行こうということになった。大学で醸造を学んでいた山上さんは酒蔵の中に温泉がある!というので興味津々。めったに行けるところではないので、今回のこの機会にぜひともということになった…

第521話 高野山合宿二日目 

昨日の雨模様が一転して、うろこ雲がたなびく秋の空。ちなみに夜にはそれが晴れてきれいな『準 満月』も楽しめる絶好のコンディションである。 朝6時半から宿坊の勤行に出させていただく。 世界遺産ともなった高野山である。もともと空海がこの地をそういう…

520話 泉州の車窓から

6日は中秋の名月の日だとかで、なんば駅では改札前のスペースでせっせと【月見団子】を売っておりました。写真は夕方の関空よりもやや南よりのあたりで、南海電車からちょうど見えた「淡路島」を撮ったもの。毎日電車に乗っていても、淡路島がくっきりと見…

519話 私の生き方 

『私の生き方』という本を一昨日阪急の駅売店で見つけて購入。 著者は阪急グループの創始者の小林一三先生である。(一三は「いちぞう」と読んでね。ひとみちゃんじゃないのである) 以前に伝記は3冊ほど読んだことはあるけれど、ものすごくおもしろい人で…

518話 近畿地方中部行ったり来たり

今日は、奈良・尼崎・大阪道場・和歌山とあわただしく移動する日。歩けば1週間ぐらいかかると思われるが、電車という便利なものがあるお陰で、雨の中でもたいした不自由を感じずに行き来できる。 維新の頃までは、みんな歩いていたんだなあ。すごいなあ。 …

517話 砂・大工・前 孤児院

お休みの月曜に、長男のジーンズのお直しが終わったものをとりにユニクロに行った。お店の中ですれ違った縫製など担当らしきお店のスタッフの方が、突然こちらの『顔から下』を注視すると 「そ、そ、そのTシャツ!お客様失礼ですが、そのTシャツは」 と呼び…

516話 身の丈に合う

我が勝手に師匠と仰ぐ内田樹老師のブログに、圧倒的に日々影響を受けつつ日々したためる拙・ブログである。 師匠は軽妙に書きしたためながら、その中に深い含蓄があり、触発され、「あ、そういう物差しを当てると、確かにそう言う景色に見えてくるわね」とい…

515話 大人が変わる生活指導 2

「ここまでやるか」というレベルで、あらゆるうまくいかないことを想定して、可能なかぎりつぶしていく。書店には成功本がたくさんあって、成功セミナーなんてのもたくさんある。もちろん有益なものもたくさんあるけれども、そうでないものも多いように思う…