2006-01-01から1年間の記事一覧

605話 大晦日

大晦日である。 昨日は年の瀬ではあったけれども、ラーメンと川原と温泉のツアーに一日を費やしたので、年内にすべきことのとことごとくが本日に集中する。さすがは大晦日である。ここまで小掃除は数回やったけれども、まだまだ掃除すべき箇所は多く残ってい…

604話 年末恒例 温泉・たき火・ラーメンツアー

今日、12月30日は昨年に引き続き「和歌山 ラーメンと川原とたき火と酒蔵温泉ツアー」の日である。総勢は10名。我が家の大小4名。宝塚のためさんとふうちゃん。奥方は急に出勤になったため涙の欠席。泉佐野のタイ式マッサージと整体のお店を営むM鍋さ…

603話 似合う?

早朝よりすずなの散歩。後、大掃除の小掃除(ってややこしい言い方)を10時前までずばばばばっと家族で片づけた後、我が家のペットホテルである、N階理髪店へ長男と向かう。 男前を上げた後、家内&お義父さんは和歌山の田舎のお墓参り。筆者および3名の…

602話 ああ 偉大なり 炭酸せんべい 2

一昨日、まいちんはサンタクロースは実在しないということに気づくまで小知恵が働くようになった。 しかし、彼女が幼稚園のころは、もっと純真だった(だまくらかしやすかったとも言う) 4〜5年前、まいちんも参加して、親子で六甲最高峰を踏破して有馬に…

601話 ああ、偉大な炭酸せんべい 1

昨日有馬温泉の話を書いた。「お土産に炭酸せんべいをぶら下げて」と書いた。 おおお、炭酸せんべい! 有馬と言えば炭酸せんべい。 今のように食文化お菓子文化華やかでない、昭和40年代。我が少年時代。 誰のお土産だったか、それは定かではないし、それ…

600話 太閤の湯とクリスマス 完結編

さっそく「阪急全線乗り放題&太閤の湯入湯券付きチケット」を購入し、梅田で合流して二人して有馬に向かう父子であった。 最近、道場に来られている皆様には、筆者がこの半年間ニコニコタッチセラピーをセルフで地道にせっせと続けた結果、全身の筋肉が異常…

599話 太閤の湯とクリスマス 1

久々に日記である。今日は朝から、家族みんなで「小」掃除。大掃除というには小規模であって、段階的に年末までに繰り広げられる予定であるので「大掃除」とは言えないので「小掃除」。ちなみに小掃除2回で中掃除となり、中掃除2回で大掃除になる、という…

598話 隠岐の島 マタニティアイランド化作戦 3

そうやって、施設人材を確保すると同時に、理想のお産情報を日本国に対して発信し続ける。最近はホームページというコストがかからない広報手段があるから、ホームページおよび役場の「マタニティ促進課」による受け入れ窓口を公的にしっかりとつくって、新…

597話 隠岐の島 マタニティアイランド化作戦 2

隠岐を「お産の島」にするにあたって、まずは隠岐町(数島からなる)は、日本国に対して独立宣言をする。そしてその国籍は血統主義ではなく、属地主義とする。つまり隠岐の島で産まれたら、隠岐国の国籍を取得できるようにするのである。(おお、そういえば…

596話 隠岐の島 マタニティアイランド作戦 1

少子化対策などという単語は飛び交っていて、出産の費用負担を増やすとか、子育て手当を増額するとか、そういう論議は聞くけれども、か〜んじんの産んでくれる若い女性は、出産ってどういうものなのかということはぜ〜んぜん知らないんですよ。 我が大学時代…

595話 いいお産の赤ちゃんはピンク色

ちまたにあふれているのは、一方的な男性の視点に偏ったはなはだ商業的情報な性行為関連情報である。けれども、それでもあるのはある。 しかし、出産に関してはおっそろしく少ない。医療行為としての出産か、紋切り型のワンパターン映像である。しぜ〜んな人…

594話 お産を知らない世代

さて、延々出産まつわる話を書いている。 書きたいことはまだまだあるけれども、このブログは筆者の日記の機能も兼ねている。後日、このころはああだった、こうだった、あそこ行った、何思った、ということも書いておきたいので、一度中休みとすることにさせ…

593話 野蛮でけっこう

あなたが大便を気張る時に、すすすっとお出ましにならないこともあろう。 その際あなたは無意識にどうするか、ということを今度観察すれば良かろう。筆者は当然のことながら他人の排泄姿勢を知らない。一部盗撮マニアでもなければ基本的には知らないであろう…

592話 13年前の分娩台

分娩台というのは、今の主流は知らないけれども、つい13年前の長男出産の際には、あおむけで大股を開いて、またを開いた足の足裏を乗せる台がついている、というものだった。 3年後の次女の時には、大股開きは同じだけれども、ソファに持たれるような角度…

591話 この世界は俺には狭すぎる 2

とにかく十分に発達すべきものを発達させることは、心理面から言っても重要である。 人間というのは、はなっから出来ないことには深刻には悩まない。人間が悩むのは能力があるからである。出来るはずなのに出来ないことを悩むのである。周りの人はできるのに…

590話 この世界は俺には狭すぎる

昨日来(さくじつらい)の安産論では、「お産というのは、赤ちゃんが自発的にお出ましになる行為である」と定義づけた。 安産するということは、より母体に負担の少ない形で、赤ちゃんが「自発的」にスムーズに胎外へ満を持してお出ましになる、ということで…

589話 「お出まし目安日」と「胎児名」

お産というのは、赤ちゃんを「産む」行為と見るか、赤ちゃんがご自分の要求として出てくる行為と見るのとではどういう差違が現れるのだろう。 もちろん、筆者は「赤ちゃんがご自分の要求としてこの世に出てくる」行為を支持してこの文章を書いている。どうせ…

588話 お産を考える 1

安産のことを書いてきたけれど、N山さんと色々お話しているうちに出産に対する見方がまた一段変わったのを感じる。本当は前からそういうふうに考えていたと思っていたけれど、一段と腑に落ちた感触である。 今までも「お産は自然な方がいいよなあ」と思い、…

587話 N山さんの超・安産 その3

果たして、一気に来た。ほんとうに、ほんとうに一気に来たのであった。まだまだだと言うドクター(だか助産婦さんのコメント)よりも、ご本人の感覚の方がはるかに正しく、ベイビーはきっちり降りてきていたのであった。 ぐぐぐぐぐ、っという痛みをともなっ…

586話 N山さんの超・安産 その2

大阪市内、某巨大総合病院での出産である。 N山さん、「あれ、そろそろだわ」 というので、入院したのだけれど、「超」安産だといっても、入院するやいなや産まれたという訳ではない。それから二日間は気配はあるものの、本格的な陣痛には至らないまま過ご…

585話 N山さんの超・安産 1

N山さんのお宅に調整に伺う。 このたび、無事第三子を出産された後の身体の整えのお手伝いである。 過去二回は出産前に股関節の調子が悪くなるのが通例で、ご本人の表現を借りれば「はずれた」ようになるのが、今回は産後に来たようである。 ご本人の訴える…

584話 「当て馬」完結編

ようするに雌馬に思う存分その気にさせておく、という準備が必要である。 ようやく表題である「当て馬」の登場である。 ようするに「ディープ君」ないしは「種馬」たちが登場するまでに「雌馬をその気にさせるためだけの馬」というのが「当て馬」なのである。…

583話 「当て馬」中編

『注射的行為』一回分の値段というのも、株のように上下するものではないかと思われる。ディープ君以上の種馬ライバルがぞろぞろ登場したあかつきには、やはり値は下がる、もしくは上がらないという事態は予想される。 すると必然的に「高く売れる間に、せっ…

582話 「当て馬」 前編

当て馬の正しい語源を筆者に教えてくれたのは、関西が誇る芸能人というか、(裏)文化人というか、野人というか、傍若無人というか、一応は「歌手」の「やしきたかじん」翁である。 やしきたかじんと聞いた瞬間に、関西人であれば、瞬時にその話のグレード・…

581話 「当て馬」 予告編

「当て馬」という言葉がある。政治報道などの際によく使われる。 日本語・大語源辞典 というようなものを引くと(ってそういうものがあるのかないのか知らないけど、たぶんあると勝手に決めて)当て馬(あてうま)上杉謙信と武田信玄の●●の合戦において、知…

580話 へろへろの上に立つ日本

今朝は、テラルネッサンスの鬼丸さんとM本さんが調整を受けるに来られる。テラルネッサンスと、大阪道場は、ほぼ同じ時期に活動を開始した。テラさんの方ややや遅い。 テラさんは、地雷撤去から始まり、アフリカの子ども兵の社会復帰支援、そのための職業訓…

579話 整体犬すずな

愛犬すずなに手を出すと、ものの見事に調整で疲労のたまっている指の部分を選んでピンポイントでなめる。上肢第二調律点などは、実に念入りになめてくれる。 先ほど、部屋に入れてやって横になって向かい合っていると、筆者が調整の必要を感じている腹部第四…

578話 帳尻は合わない

相変わらずの貿易収支黒字である。 和歌山の親せきの娘さんで、西宮の女子大に行っているえりこが、腰を痛めて道場に通っている。 えりこママには、いろいろとさんざん世話になっている。世話になる機会はさんざんあったのであるが、お世話する機会は皆無に…

577話 お母ちゃんの人生がつまらなく見えるようではダメ

三丁目の夕日のキャッチコピーは「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう」 だった。実際問題、昭和30年代にぱっとワープしたとしたら、退屈でしょうがないだけかも知れないが、その時代の空気を知っている者としては、…

576話 三丁目の断続的な夕日

昨日。夜に尼崎に実家に泊まりに帰る。時刻は十時過ぎ。筆者のみちのく兄上の顔を涙でむくませた名作、『オールウェイズ 三丁目の夕日』がテレビで放映中でった。「おおっ、おっ母さん!三丁目を鑑賞中でござるか?」「息子よ、私にはこの映画はさっぱり訳が…