604話 年末恒例 温泉・たき火・ラーメンツアー

今日、12月30日は昨年に引き続き「和歌山 ラーメンと川原とたき火と酒蔵温泉ツアー」の日である。

総勢は10名。我が家の大小4名。宝塚のためさんとふうちゃん。奥方は急に出勤になったため涙の欠席。泉佐野のタイ式マッサージと整体のお店を営むM鍋さんと奥さんのアムパンさん。アムパンさんはタイの人である。

パンさんのご実家のあたりでは入浴の習慣がなく(ってタイがないのかな)来日当初はお風呂を

「熱すぎる、入ってラレナイ」

ということだったのが、やはり日本の風土の中では入浴というのは手軽かつ最高の疲労回復法、心身調整法であるからにして、郷に入らば郷に従えたのかどうか、今ではとってもお風呂付きで、今回のツアーの参加の打診をご主人から受けたところ


「ラーメンモ温泉も川原モ自然モ大好キ。好きナモノバカリネ」


さらに昨年につづきインスパイア大澤さんとためさんの友人の大将・Y田さんという顔ぶれである。


まずは、紀ノ川河口でたき火用の流木を集めるのは昨年と同じ。今年は降雨の関係が流木が豊富である。あっという間に集まってまずは腹ごしらえ。和歌山市民が認める和歌山ラーメンの最高峰の一つ、まる三ラーメンへ。開店の11時に5分遅れただけだというのに、すでに満席で10名近い人がならんでいる。

待つこと15分、10人でずるずるとラーメンをすする。


腹がくちくなったところで、貴志川の上流の真国川の川原へ。紀ノ川の流木を盛大に燃やしてたき火。そこへぬらした新聞紙で来るんださつまいもを、アルミ箔で包んで放り込んで「焼き芋」をつくる。


しみじみと暮れゆく年を感じながら、ついでに体中煙臭くなったところで、焼き上がった芋をはふはふと食らう。後、酒蔵温泉・蔵の湯へ。


さらには、衝撃のステーキ大チャーシューの過激なラーメン、まる高へ。


このブログには再々登場する「紀州・紀北地方 黄金のトライアングル」コースを堪能する。


ここまで終了で午後8時。兵庫大阪から遠路お越しの皆様には、ここらでお別れである。


和歌山の自然の良さを味わっていただきたいと、年に幾たびと催される少人数、和歌山の川と何かをセットにしたツアーである。山深い気持ちよさは、それだけ都会から遠いからだとも言えるわけで、和歌山で解散後にもまだ2時間かそれ以上の帰宅時間を必要とされるみなさまには申し訳ないも面もあるのだけれど、それ上回る気持ちよさと美味しさのあったこととご容赦願います。


さて次回は、新緑のころにでもやりましょうか。