2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

1303話

整体がもっとも効かないのが、母親である。 が、 今日は過去最高の手応え。 こちらの感知力が増しただけなのかもしれないが。 でもうれしい。

1302話

内相と対応する「こわばり」は、低気圧様の一点の引力線を仮定すると説明がつくが、その逆のベクトルを中和するようにかけることで、一気に変化が促進される。 操法時の、今まで許容していた型にともなう力みを厳しく見てみる。必要があって力が入っていると…

1301話 

あいかわらず手を合わせ、紋を眺める日々である。 講座で「紋トレ」をやった後に操法を受ける人の変化がいい。 ほんの少しの働きかけに敏感に反応して、変化が進む。 3ヶ月ほど受けている人が、「過去最高に気持ちいいですぅ」とおっしゃる。 整体は双方向な…

1300話 温暖化

PHP新書 養老孟司・竹松公太郎 「本質を見抜く力」 ・・・環境・食料・エネルギー を読む。 いろいろと面白かったが特に腑に落ちたところ。 地球温暖化防止一色の「環境にまつわる話」にはうさんくささを感じている。 寒冷化するよりいいに決まっているの…

1299話 本気度

翌朝、午前中。お仕事出撃前のY田君と道場で「型」の研究。 わけもわからずに数だけ繰り返しても、「おおお」という成果、境地にはつながらないだろう。型の修練の結果もたらされるという境地から逆算すると、少なくともこういう条件のもとで稽古しないとあ…

1298話

午後、車で大阪へ。 夕方から毎月恒例の江坂の大会にY田君が出場するので見に行く。 今回もいろいろと発見がある。 夜、兄弟弟子の山上くんが、明日に福井で子育て講座の講師に招かれているので、道場に泊めてほしいとのことで合流。 銭湯へ。 関東と関西の…

1297話 紋トレーニング

手のひらによる感覚を変える稽古。 連日続き、また全ての講座で紹介している。 自分のふだんの感覚をもとに、良い悪い、できるできないなどを判断する私たちである。 が、 そのふだんの感覚の基準というのは、適正なのか、ということはあまり考えない。考え…

1296話

一ヶ月だけ某高校で教える機会を頂いている。 授業開始までの姿勢も態度も「あっちゃ〜」である。 しかしながらその授業中の態度は、付き添われる先生にお聞きするところによると、「ふだんとは違って、生き生きと楽しそう」なんだそうである。 確かに、授業…

1295話 この手 何の手 気になる手

昨日書いた「指紋、掌紋を意識してみる」をホロンでも稽古。 絵描きのかよちゃんとかパッケージデザイン命のS本さんやらにはかなりのインパクトあり。 感覚の桁を変えると、いきなり世界が変わったのだろう。 終わってみなさまでどやどやと食事に行った。 …

1294話 数えてみる

自分の今までと物差しを変えてみると、見えなかったものが見えてくる。 昨日書いた「10分の1 さらに10分の1」はまだまだ緒似ついたばかりで、正確にその通りできております、という訳ではない。 そこで指紋を使って稽古をする。 指紋を作っている筋目…

1293話 拡大してみる

いわゆる指圧式に親指の指紋で、肩などを押さえる。 もちろん、相手の肩の押さえてほしいという欲求の感じられるところである。 指や腕の力みを取り、柔らかく接し、気の通りがいいように、角度や方向、皮膚のずらし方などいろいろと押さえ方を工夫する。 ど…

1292話  分けてみる

立ったまま上半身をねじってみる。 少しねじると、背中やら腰やら張り、硬い抵抗が出てきて「これ以上は無理」というところに行き着く。 もっとがんばらなきゃ身体は柔らかくならないぜ!とそこで耐えて筋が伸びるのを待つのとか、さらにぐいぐいと力を加え…

1291話 増やしてみる

娘のダンスの発表会が、すぐ近所の市民会館であったので、初めて見に行く。 上手い人とそうでない人がいるのは分かる。 どう違うのかがいまいち分からない。 そこで、いまいちかなあという方をその人のまわりにどんどんコピーして増やして見てみた。その人だ…

1290話

閊えを、流れに乗せる。 動き出す

1289話 試合では…

言葉で表現したとおりに身体は動きを出してくる。(例外はあるけど) それを日常意識していると、言葉に対してどんどん敏感になってくる。 中身も根拠もないことを口にしていたり、劣性を決めつける呪いの言葉を吐き続けている自分に気づく。 Y田君とテニス…

1288話

首のストレッチというよりも、首の弾力を調べると言って回した方が結果はいい、と昨日書いた。 もちろん「今日はなんか調子いいかも!」と根拠なき自信を(山上くんも書いてたけど)振りかけて後に試した方がいいことは講座受講のみなさんご承知の通り。 「…

1287話 意図と実際

首や肩がこるからストレッチをして柔軟にする。 実にわかりやすい理屈である。 前提になっているのは「こりをとる、こりをほぐす」という発想である。ここには手がついていない。 「首のコリをストレッチする」と言ってから首を回すと、動きはことごとく「こ…

1286話 ながれ

整体で手を当てるところを「閊え(つかえ)」と言う。 自分でもそう使っていた。 しかし、解っていないことが解った。 閊えというのは、閊え単独では存在しない。 人の波があって出口で閊える。人のいないところに閊えはできない。 人の中のその何かを「流れ…

1285話 合宿二日目

小規模な人数ということもあるだろうけれど、本当に淡々と講習だけしている筆者である。参加者の方々が、一切トラブルを起こされず、それどころかスムーズな運営に「協力してもらっている」という自覚さえ起こらないほど、自然にうまくいっている今回の合宿…

1284話 秋の合宿

生駒の鬼っ子広場での合宿初日。 有志には10時前に生駒入りしてもらって、せっせと準備や掃除などを分担してもらう。 開会は1時半だけど、1時過ぎにはすでに二日目の昼食後の休憩のようなムードになっていた。

1283話

氣の向きと、身体がずれていることが多い。 一致すると驚くほど変化する場合がある。 N島さんは、お気に入りのCDを聞き比べてみて、びっくりしていた。 聞こえなかった音が耳にはいるようになったという

1282話

つい先年までは「体育の日」だった10月10日。 体育 体を育む。 からだをはぐくむ。 どこにも人と競技の結果を競い合うという意味はない。

1281話 PDC

物事を進めていく際には、PDC(プラン ドゥ チェック)が重要である、とよくものの本に書いてある。 その通りだと思う。頭では。 しかし、「その通りだ」「ご説ごもっとも」と頭が納得するのと、実行できるというのは違う。解った以上できるはずだと思う…

1280話 いいところ

昨日分より抜粋 すると「考えてやっている」「意識を集中しようというのを頭の中だけでやっている」「顔と肩が力んでいる」「手の位置が低すぎる」「腕に力みがある」「安定感がない」などなどと、実に的確に良くないところを指摘される。 同様にいいところ…

1279話 知らないのに解ること

たとえば合掌行氣。 どうやるのが正しいのかなんてことは解らない人習い始めて間もない方々。 質問する人も「どういうふうにやるのが正しいのか?」という趣旨で質問される。 私自身も習って身につけていくというのは、そういう手順を踏むものだと思っていた…

1278話

整体というのは、 人を変える技術ではなく 人の変わるのを見て 我が身が変われたことを知るのである

1277話 ステップ ステージ

チャンスを待つ。機会を待つ。流れを待つ、時を待つ、時機を待つ。 きっかけを待つ。その時を待つ。 というような言葉の持つニュアンスが、さきほど、風呂に入っている時に唐突に変わった。 「それ」は来るものではなかった。したがって待っていてもしかたが…

1276話 

整体教室で。 お互いに気が通るように誘導していくのだから、当然稽古していてもとっても気持ちいい状態にはなる。 だから今日もそうなった。けど…、何か違う。 稽古が進んで、後半になってだんだんこうではないかというのが見えてきた。 後半は、みな身体が…

1275話

回転をかけると効果が持続する傾向を発見・体感。

1274話

午前中自宅で一仕事。 午後、いつもの「川」へ出向く。 まずは河原で尺八のお稽古。コブクロの「桜」がただいまの課題曲である。一曲6分。6曲熱奏!福井幹さんコンサートの余熱でお稽古にも熱が入ろうというものである。 さて、今までならここで川に入る。…