2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

816話 こちらだけ変わるのはまだまだ本物ぢゃない

30日太ももの裏側の付け根、座骨の下の閊えをゆるめる調整を稽古した。 通常、ここは「脚を軽くするところ」として調整して、軽快に歩けるように、呼吸器(胸)が広がる誘導として使っている。 仰向けで片足ずつ脚を上げると嘘のように軽くなったのが分か…

815話 今日の出来事

今日はあさちゃんの空手の全国大会。といっても全流派ではなく、あさちゃんの通っている道場の所属するG会の大会。 都合のいいことに、南海電車一本で行けるなんばの府立体育館。 昨日の予選には行けなかったのであるが、60数名の中で勝ち残ってベスト8で…

814話 天然カークーラーの試み

27日墓参り今日は月末の恒例の亡父(およびお墓におられるご先祖様)の墓参り。 まだ夏休みの塾の「中三特別地獄の連日連夜休みなし期間」に突入していないひろが都合ついたので一緒に行く。 『行き』の車中の前半は、中島みゆきの「横恋慕」をエンドレス…

813話 シンクロニシティを起こす秘訣 後編

そして、筆者は忽然と「シンクロニシティを起こす秘訣」というのを思いついたのである。 精霊と交流するとか、宇宙と交信するとか、グレートサムシングと波長を合わせる、というような答えを期待したあなたは著者を誤解している。 筆者自身は、そういう「解…

812話 シンクロニシティを起こす方法 前編

先日T中さんに近況を尋ね、8月のスケジュールを連絡するメールを打っていて、その数時間後に、当のT中さんから一月半ぶりに予約のメールが入った。 おおお、素早いお返事と思ったが、よく考えたらメールはまだ打っただけで、送信していなかった。用件を聞く…

811話 パッケージに氣を感じる男

25日は大阪の一大イベント天神祭。 未来の牧さんから「ふだん仕事場に使っている部屋が『天神祭の大川の船見物し放題』のロケーションにありますゆえ、青いバラのみなみなさま、どうぞいらっしゃってください、せんせもどうぞ、ちょっと色々と疲れている出…

810話 なぜうまくいく事態は起こらなかったのか 2

筆者は、一日の終わり、または今から取り組もうとしていことの終了時点という未来に立って「なぜ、ああ良い一日だったという事態にならなかったのか」と、考えてみるのである。 今日という一日が、ぐったりと疲労感に包まれた達成感や充実感のない一日に陥っ…

809話 なぜうまくいく事態は起こらなかったのか 1

世の中の当たり前になっていないからといって、正しくないわけでもないし、世の中の当たり前になっているからといって、正しい訳でもない。 最近は、無意識、潜在意識、頭より体路線で走っているからこそ、意識的な努力や計画的な行動というようなものをどう…

808話 またまた意識無意識

最近の筆者の書くものの傾向は潜在意識や無意識、および体の方へ偏っているのである。 意識的な努力が、意識と体のずれを作るのだとか、視覚と思考に偏った使い方から、首の動きというのは不自然なものになり、目の主導による使い方をやめないと、感覚器は十…

807話 とってもよく働きました

昨夜はよしやん、Y木君との会食だったので、そのまま道場に泊まって、朝8時起床。 普通はワクを取っていない9時から整体が始まる。武術とヨガの二つのレッスンをはさんで4時半まで途切れなしに整体。ありがたいことです。 その後、すぐに野江の劇団未来ま…

806話 よしやん

今日は、Y木君と一緒に、島根大学文理学部(法文学部)同窓会事務局長的立場の大先輩「よしやん」と梅田で集合して会食。 先日の「への」君や同行のY田さん、それによしやん、みなさん隠岐の島の方々である。隠岐の方々というのは、どうしてこのように「いい…

805話 なぜか腹が立って

ある地震報道で、現場の記者が「余震が怖い」と家の前に座り込んでいる人にインタビューしていた。 「今一番困っていることはなんですか?」 筆者は、怒り狂ってテレビに向かって叫んでいた。 「どアホ、お前は一番にしか興味はないんかい。二番以下の困った…

804話 イカした肩胛骨

先日の「鞆の浦と龍馬ゆかりの家」の話であるが、同行されたえこまさんのブログに鞆の浦の話がどどどどっとアップされた。 http://d.hatena.ne.jp/eco1/「えこまの部屋」 たっぷりの写真で、3日分けて書かれており、とってもきれいな読み物にもなっている。…

803話 イチローの構えなき構え

先日オールスターで大活躍したイチロー選手であるが、オールスター前に試合中に乱闘に巻き込まれたという新聞記事を読んだ。 走者一掃?のようなヒットが出て、三塁だか二塁だかにいたイチロー選手が、いつものごとく俊足を飛ばしてホームイン。これには何の…

802話 演劇塾 2

14日の続き腕を伸ばす、相手を引っ張るというシンプルな行為でも、体の中に埋まっている設計図通りの振るまいが身に付いている人は皆無である。だから「動きの法則」を意識しただけで、突然強くなり、反する動きをすると力んでカチカチに居着く。 というこ…

801話 演劇塾 1

14日劇団未来演劇塾 「演技ってこんなんだったの! ワークショップ」に出かける。 15人ほどの参加者である。20歳代から60歳代まで年齢の幅はすこぶる広い。 およそ、スポーツにしても演劇にしても、現状の自分の心身に「何かを付け加える」ことによって高…

800話 朋(張くん)あり、遠方より来る

13日。火曜日以来ずっと自宅に帰れていない。 さらに言えば、先週の土日は鞆の浦で、結局日曜日の夜も、実家に一泊したので、先週の土曜日以来自宅には月曜日に一泊しただけである。 好きこのんでそうしたわけではない。水曜日は仕事でぐぐっと遅くなった…

799話 たぶん・・・重要

6日先週の金曜日に、S川さんのプチ帰国報告勉強会を行った。 S川さんは、10年ばかりアメリカで理学療法を皮切りに非常に多数の調整法・セラピーなどを学んで数年前に帰国した方である。 河野先生の大阪での活動に稽古に来られるようになり、たまに数分話…

798話 がんばれ 早明浦ダム

9日終日で、ついに早明浦ダムは貯水率40%に達した(とHPにて確認) 思えば長い道のりであった。 関心を持った時が30%少々。みるみる内に27%まで落ちた。20日ほど前の二日続けての雨でも30%には戻らなかった。 その後しばらく雨が降らなかっ…

797話 鞆の浦へ

8日しゅん酋長の居候の、便宜上川向こうに家を借りて住んでいる「全身痛くないところはない、ぎしぎし・わこちゃん」をちょこちょこっと整体した後、福山駅に日帰り参加組をお迎えに出かける。 O渕さんとえこまさんとMさん。 Mさんは坂本龍馬の大ファンで…

796話 笠岡へ 3

どんなに首から上がわくわくしていても、実際に行動するのは首から下である。その状態で目標が達成しても、渇きは癒されていないと推察される。 首から下がわくわくして日々が過ごされば、目標の達成以前に、すでにご褒美は日々もらっているのである。疲れに…

795話 笠岡へ 2

7日毎週通っている神戸のMさんは、午前中に毎日、お掃除のアルバイトに行っている。疲れてしょうがないという。 Mさんの掃除作業中の体の内面がどうなのかを教室で再現してもらったら、体感を読みとると背中が丸まってみぞおちが硬くなっている。これでは…

794話 笠岡へ 1

7日今日は夕方から車で笠岡の長老・しゅんさん(または俊・酋長)のところへ一泊、明日は「龍馬の宿 建設中」の福山の鞆の浦へと車で出かける。 残念ながら、今回ためさんは都合がつかず、前泊はインスパイアO澤さんと二人。(明日現地合流組は3名)。愛…

793話 話題は変わる

そうそう、ありふれた表現で言えば「謎めいた」というやつの一類型に入るであろう(化粧人類学があるとすればそういう類型に収められるであろう) 反対側に位置するのが「満面の笑顔」であり、これはアコムの小野真弓がその最先端としてあげられるであろう。…

792話 能面メイクの威力

そういう「何となく見てしまった体験」の話の続きである。 先日電車で乗り合わせた女性は、何とも無表情であった。メイクもやや厚めで、そのメイクの方法自体が「無表情を前提に」していると思わざるを得ないものであった。 メイクなんていうものは「欠点を…

791話 見た目

夏になり、街ゆく女性の肌の露出も増えてくると、ついつい目のやり場に困るふりをして、その実横目で、目の保養とばかりに鑑賞することも多い今日この頃である。 が、露出面積の多寡だけで注目するわけではない。 誰でも良いわけではなく、何となく見たくな…

790話 採点すると・・・

採点すると 神戸サラシャンティの講座前に、参加者のみなさんに以下の項目について自己採点をしてもらった。 ●関節がなめらかに回る、動かし具合●筋肉の突っ張り具合、張り具合、ゆるみ具合●体全体や脚の重さ、だるさ、軽快さ●今ある痛み、こり、こわばりな…

789話 うまくいくか、いかないか

「こうなっている」というあるイメージを思い浮かべると、それだけで身体が整うイメージというものがあるのが実感される今日この頃。 とても人前では言えないような場面から、なるほどね、という目標達成シーンまで、身体の変化を呼び起こすものは色々とある…

788話 世界のレベル

日野晃先生の ウイリアム・フォーサイス 武道家 日野晃に出会う を読む。 世界屈指のダンス集団であるフォーサイスカンパニーという舞踏団がある。 そこに日本人で初めて合格した安藤さんというダンサーがおられて、この人が本のタイトルにもなっている日野…

787話 4日目には別の私

見かけ上変わらないということは、その実、その内側ではものすごい速さで、作り替えが行われているということなのである。死体を考えれば分かる。筆者が生命体としての振る舞いをやめれば、死体である。今の気温で放置すれば、またたくまに腐敗が始まり、数…