790話 採点すると・・・

採点すると


神戸サラシャンティの講座前に、参加者のみなさんに以下の項目について自己採点をしてもらった。


●関節がなめらかに回る、動かし具合

●筋肉の突っ張り具合、張り具合、ゆるみ具合

●体全体や脚の重さ、だるさ、軽快さ

●今ある痛み、こり、こわばりなどピンポイントのウイークポイント


もちろん、主観的な採点であるから、人によっては厳しめの採点もあれば、甘い点の付け方もあるだろう。


しかしながら、その人が「そう感じている」というのは確かなので、なかなか重要な意味を持つ。


こちらが「良くなった、改善した」と思っても、相手がそう思わなければ次に向かう意欲や気力にもつながらない。


点数を出してもらって驚いた。辛い、辛い(からい、つらい)、厳しい。筆者が思っている以上に、点数は低かった。


つい最近来はじめたM橋さんなんかは、5点とか20点という点数までついていた。


前回来たところで「ずいぶんと楽になった、20年ぶりの体感です!!!」


という先週を経て、今週。・・・・5点。なんと、よく来られましたね。来るだけでももう満点ですよ。


筆者側から見て、「70点ぐらいに回復したら、もう十分だ」と感じて、やめていく人が多くて残念に思う、という具合な図式だと思っていたけど、もしかしたら大間違い、楽になったけれどもそれはまだまだ30点、40点、ということだったかもしれない。


こちらから見る景色と、ご本人が見ている景色には、まだまだギャップがある。