2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

320話 NHK受信料不払いには反対 4

そして、翌日には慎重にプールの水位が下げられ、その赤ちゃんイルカも、結局は無事兵庫県の須磨水族館に移送され、そして半年後すべてのイルカ達は、きれいになった海の待つ、越前松島水族館に帰ってきた・・・と、詳しく書くとなんぼでも続いてしまうので…

319話 NHK受信料不払いには反対 3

しかし、続きがあるのである。それがドルフィンプロジェクト2である。こちらはホントにドラマだった。ということで再びプロジェクトX風に ・ ・ ・ ・ボランティアの支援を受けて、とりあえずイルカたちの危機は脱した。しかし、いつきれいな海が甦るかな…

318話 NHK受信料不払いには反対 2

重油が大量に漂着した三国町にある越前松島水族館。海岸にあるそこには、海水を引いたプールがあり、そこでよくあるイルカショーをやっていた。海水は、深いところから引き込んでいるので、海面に浮かぶ重油は入ってくるはずがなかったのだが、どこがどうし…

317話 NHK受信料不払いには反対 1

実は筆者も、プロジェクトXの電話取材を受けたことがある。ことの経緯はこうだ。取材のテーマは「日本海重油流出事故」。ナホトカ号の沈没事件である。事故当時、ちょうどヨガの会社をやめて時間があった筆者は、前年の阪神大震災の時には、神戸の近くに住…

316話 プロジェクトX その2

作業の効率を上げようとしたら、パターン化すると楽である。上記の筋書きを読むと、これはテレビドラマのスクールウォーズのモデルにもなった「伏見工業ラグビー部の巻」のパターンである。プロジェクトXでも「泣き虫先生のなんとか」というようなタイトル…

315話 プロジェクトX その1

プロジェクトXは好きな番組だ。中島みゆきのテーマソングは、カセットにエンドレスで録音し、カーステレオで「ドライブに出かけるテーマソング」として使っていたこともある。 ♪デデンデデンデン 風の中のす〜ばるぅうぅうぅうぅ〜 と、BGMにすると、単…

314話 薬屋さんと私

我が道場のオフィスビルの中にある。昨日は、置き薬の営業の方が飛び込みでやってこられた。「すいません。F沢薬品です。こちらに常備薬の置きはございますか。ぜひ置かせて頂きたいと思いまして」礼儀もしっかりした、若い営業のサラリーマンの方である。…

313話 教科書問題?

最近の小学校というのは、「音読」を積極的に宿題にしているらしい。長女も次女もせっせと読んでは、「お家の人のサイン」を求めてくる。昨夜はオフだったので、夜寝ころんでいると、長女が教科書を読んでいた。長女の朗読はなかなかうまい。本読みが宿題と…

312話 人は予測することで生きている6

コーヒーカップにティーカップ。盃、ぐい飲み、ビアーグラスにジョッキ。湯飲み茶碗。はやりすたりに関係なく、その形状が固定化され今後変わりそうもない形状の「うつわ」というのは、その器に入れる飲み物を、「こういうふうに飲みたい」という体運動がも…

311話 人は予測することで生きている5

日本酒を飲んでいる情景でも「味なんかどうでもいいんじゃ!」という時もある。やけ酒である。「なんで〜、あんな女。あいつばかりが女じゃね〜よ〜!」とか 「なんじゃあ、あのくされ上司め。あんなバカが上にいたんじゃ、ばかばかしくってやったられね〜よ…

310話 人は予測することで生きている4

人体にはある場所を押さえると、特定の運動や感受性が高まる、というスポットがある。例えば腰椎の1番に手を当ててもらうと、ジャンプするという運動がとたんに楽になり、視線は高くなり、遠くを見てしまう、という反射が起こる。そういう反射点を頭部でい…

309話 人は予測することで生きている3

話しは戻るが、本当にまずかったのである。しかし、決して飲めないものを飲めるものと間違えた訳ではない。「これは●●ね」と理解して飲めばまずくもなんともないものなのである。それがおっそろしくまずい。うっと吐き出しそうになるぐらいまずかった。チー…

308話 人は予測することで生きている2

大量に沸かす、ということはその日の必要量が少ない日は余る、ということである。余ってもお茶はお茶である。そのまま流してしまう、というような申し訳ないことはできない。しかし少量のお茶をやかんの中に残すということも不合理である。やかんにも次の出…

307話 人は予測することで生きている1

人間は予測する生き物である。次に起こることを予測し、それに対処する身構え心構えを整える、という行為を連続的にくり返しているようである。そのことによって、行動は効率化し、スムーズに動け、ストレスはたまらない。しかし、その予測が外れると、動け…

第306話 川の話 最終回

いかなる非常時対策であろうか?そう、賢明な読者諸兄諸姉ならばもうお察しのことであろう。大阪京都が大震災にみまわれた際を想定しての対策なのである。10年前の阪神大震災で「関西には地震はけーへんで」というのは何の根拠もない話だということが明ら…

305話 川の話 6

ということで、私の『初川下り』は、「伏見大阪・明治をしのぶ三十石船コース」であったのだった。寺田屋前出発を断念した私が、寺田屋の南方にある淀川本流より下った訳だけれども、外環状線沿いになるそのあたりの淀川は、道路沿いの堤防に隔てられ、早い…

304話 川の話 5

確かに地図を見ると寺田屋の前は川があることになっている。しかし、今市街地を流れる川というのは、多くの場合三面コンクリート張りの「溝」である。排水溝とでも言うような状況である場合がおおい。「旺文社 人物グラフティ 坂本竜馬 青春と旅」92ページ…

303話 川の話 4 

「京阪乗る人 おけいはん」という摩訶不思議なキャッチフレーズの京阪電車で伏見に向かう。キャッチフレーズも変だが、色も不思議な京阪電車である。学校の図画工作で絵を書くことになって、まず緑(ビリジアンと絵の具に書いてあったと思う。なぜ小学生向け…

302話 川の話 3

もしも「近畿日本ツーリスト」の社員のひとりが「歴史ブームだ。去年は新撰組もテレビでやっていた。便乗しよう」と<竜馬をしのぶ、伏見〜大阪 船の旅 / 屋形船で維新会席(かつおのたたきとサーチ料理)で舌鼓! 高知直送 竜馬せんべいと土佐の銘酒『司牡…

301話 川の話 2

海がいいか、川がいいか、という論争の続きではなく、昔はもっと川と近い生活をしていたのだよ、という論旨に切り替えて川の話が続くのである。今を去ること35年〜40年前、私が子どものころは、子どもはもっと川で遊んだのである。そこで多様な水の生き…

300話 川の話 1

2日。平日ではあるが、休みである。午後、車で紀ノ川に沿って走る。近いうちにカヌーで下ろうと思っており、その下見である。幼少期を過ごした家が川の横であったためか、川が好きである。きれいな川を観ているとぜんぜん飽きない。「南国リゾート、珊瑚礁…

299話 復活しました!

3月末の298話で「もし明日以後の更新が途切れたら」と題して、 さて荷物を移動するということは、別に難しいことではありませんが、パソコンの接続やらなんやらかんやら、というのは、IT縄文人の私にとってはかなりの難関であると予想されます。したがっ…