2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

938話 車中 四苦八苦 

29日。恒例の墓参り。 和歌山〜尼崎〜都島〜尼崎〜和歌山。車の移動なのであるが、乗車時間6時間の「本日の課題曲(前はBGMと表現していたが、母上とが同乗している時以外は延々歌っているし、歌唱上のテーマを持って取り組むので「課題曲」である。)」…

937話 五感

芝居の前説でも一部ご披露した「五感と体運動」をあらためて考え直して、頭に浮かんだこと。 鼻は、空気の流れを追うように動かすことでよく働く。小鼻を動かすのもいい。 耳は対象を絞る前は目を閉じてじっとして使うが、聞き耳を立てる時には、ゆっくりと…

936話 『挫折と思いやりと連続殺人』2

さて、今回の作品であるが、要所要所で観客に二つのシチュエーションから一つを多数決で決めてもらって、そちらを演じるという趣向で、昨日は「役者いじめ」と表現したけれど、日曜日の昼の部、別の展開の一本を観て(正確には楽屋で聞いて)意見が変わった…

935話 『挫折と思いやりと連続殺人』1

『挫折と思いやりと連続殺人』土曜日 今日は道場で泊まるつもりで出てきたのであるが、自宅から「車のバッテリーを上げちゃったので、帰宅したら車を引っ張ってきてつないで充電よろしく」のSOSが入った。 今回の「前説前 前説」は「一回だけじゃなんだから…

934話 やっぱ腰だね

先日の『快の学校』で「調整の動きは下半身から」ということを学ぶ。 4日間温めていたら、今日の整体武術の稽古で花開いた。 最近の「整体武術」の後半はなぜか「テニス塾」になっている。M安さんやI崎さんらテニスを愛好する方々が「テニスであればこういう…

933話 自意識は来賓席へどうぞ

すずなを連れて和歌山城へ。いつものようにあづまやで尺八のお稽古。 前よりもましにはなったが・・・。 意識的にやるよりも、無意識にまかせましょうなどと偉そうに人様には指導しているが、この指の硬さはなんだ。これは「意識的に練習している私」そのも…

932話 続報あれこれ

2日の鞆の浦におもむく件であるが、前日に笠岡によって「俊さん@酋長」宅に泊めて頂き、お知り合いの助産士さんとお会いすることになる。今後、笠岡定期講習の可否を探るのである。 時々コメントを寄せてくださるA甲さんであるが、先週末のカントリーダン…

931話 予定あれこれ

京都のK青少年活動センターのT田さんから、来年2月に「ヨガ」の講習の依頼を頂く。 「環境をからだから考える」企画を練っていて、企画運営ボランティアの青少年から「今年の2月に来てもらったセンセにまたお願いしませう」ということになったらしい。 「…

930話 自己チューの明るい腰痛生活

整体教室の予約電話をかけてこられた加古川のN川さんに、最近の体調を尋ねると、「風邪になったと思ったらそこに腰痛を併発して身動き取れなくなったんですよ」と言う。 その声が明るい。喜びにあふれている。 「腰痛になる前には、自己チューけっこうやって…

929話 亀田戦からボクシングの思い出 3

さらに叩いていいのはベルトから上。体の前側と決まっております。(ただし、のどはダメだったはず) 前側といっても前頭部の骨のごついところや胸板なんてところは効きませんから(しかし、その効かない前頭部でもホントにいたかった)狙うのは顔面とか腹部…

928話 亀田戦からボクシングの思い出 2

その語調がなんとも本気なのであります。相手の土俵に上がるということばがありますが、文字通り「相手のリング」に上がっているわけでありまして、K築くんもなにか一人で部の威信といいますが、ボクシングのメンツを背負ってしまってようであります。 いざ…

927話 亀田戦からボクシングの思い出

もうやや下火だけれど、ボクシング亀田親子の件が世相をにぎわしておりました。 で、反則をてんこ盛りでやったというので非難ごうごう。 筆者、反則はやっちゃあならねえと強く「体感」するものであります。 今を去ること四半世紀。当時、筆者は大学学部の『…

926話 軽い

体調がいいのは確かだし、足が軽いのも確かなのだけれども、駅やら地下街を歩いていて、他の人の歩くスピードよりも遅いのが気になっていた。 体が軽いというのは錯覚で、実はさほど進歩が無く、実は衰えている?と決めつけるのには、抵抗がある。その考えは…

925話 自分探しの旅 追伸

自分探しに旅を使い、また色々なセミナーなどを使うのは、今の自分の生活のパターンには本当の自分がいない、と思っているからであろうと予想できる。 「非日常な時間と空間」に身を置けば、新しい自分、ホントの自分に出会えるように思うのであろう。 筆者…

924話 自分探し 1

筋金入りの不調の方に、首肩腕腰などを動かして、調子を見てもらうと、さすが筋金入りだけあって、みごとに「動きのつかえている箇所の苦痛を最大限に感じ取れるように」動かすのに長けている。 そこ以外の「すでに十分ななめらかさの甦った部分との連動」と…

923話 パソコン(の状況)通信

わがノートパソコンのデルちゃんの、ACアダプタが接触不良である。 突然充電しなくなって、原因不明のため右往左往していたら、唐突に復活、などとなって、どうもアダプターに原因があるらしい。いろいろといじくっていたら、痛みやすそうなアダプターの頭や…

922話 首から下が大事 

918話 私はMではない で「朝から晩まで幸せだ」というような表現をしたが、その後の観察で、表現を変えた方がぴったりすると思った。 『しあわせ』というよりも『豊か』であるという表現の方がぴったりするね。 で、こうやって二つの単語を眺めてみる。 幸せ…

921話 アースさま

午前中、和歌山城まですずなとお散歩。 北のお堀端の森で尺八を吹く。左の歯の影響か、首が硬い。こういうまだまだへたくそなことを練習すると、体の使い方がぜんぜんできていないことが明白になる。 不自然体で、不統一で、不共鳴である。 木立の間で、「進…

920話 金曜 土曜

12日(金) 午前中、自宅で整体。 生駒へ向かい、N田のおばあちゃん宅へ。 平谷さんより、鞆の浦の最新情報をお聞きする。 『龍馬の宿』プランは、「特定少数しかふれあわない食泊施設路線を止めて、もっと多くの人が集え、いろいろなうねり、動きの生まれ…

919話 よけろよ、と怒る前に

ホームの雑踏で、よけようとしない相手にぶつかりそうになることがある。もちろん、こちらはよけるからぶつかりはしない。 そういう現象を「身体感覚が劣化しているからだ」と論評することはできるが、じゃあどうすればいいか、という明快な説明が続くことは…

918話 私はMではない

最近やたらと幸せである。本を読んで面白く、映画を観て楽しく、風に吹かれて心地よく、布団に包まれて暖かく、板張りの床で寝ても柔らかく、目覚めて軽やかですっきりしている。家族といて楽しく、道場で仕事をして充実している。何かをしていて楽しく、何…

917話 あさちゃん洗脳作戦 後編

しかし、毎夜自宅には帰れない遠距離労働の父である。自らの手による自宅BGMかけっぱなし作戦は実行できない。しかし、そのための作戦はすでに立てている。 ターゲットはひろきである。彼は受験勉強に熱心である。夏休みもせっせと猛勉強していた。彼は何か…

916話 あさちゃん洗脳作戦 前編

8日 興奮の『鳥久』での一夜から明けた。 鳥久のT中ママからメールが入っていた。昨日に本年度売り上げ新記録を達成したとのことである。開店前の4時50分に鳥久に突入した『自己チュー軍団』が、驚天動地の牛飲馬食し、至極満足したのが6時30分、その…

915話 自己チューの集まりは楽しい

昨日の続き●自己チュウたちの正しい宴会 特別講座後の懇親会兼合宿の同窓会として、合宿にも参加したT中ママの経営する神戸の新在家駅前の「鳥久」に出かける。 都合で7名のみの参加になった。鳥久のテーブル席スペースは細長い。その長方形の長い一辺は壁…

914話 スペアリブは心して食べよ

自然体チューニングの一日講習会。事前に告知したように、さして宣伝もしないのに、続々と参加希望者の申し出があり、予約者の数は、2週間前には道場がめいっぱいになる16人に迫る人数を数えていた。 声をかけておいてお断りするのは忍びないので、宣伝を…

913話 今日のお稽古

正座している人の首のあたりに腕を引っかけ、崩すという稽古をする。 しかし、この表現は実は適切ではなくって、引っかけるという物理的接触と力学的転倒ではないものを稽古しようとしている。 感覚とすれば「接触した皮膚を、相手の皮膚に対して『どないで…

912話 読んでないのに推薦図書

最近ちくま文庫から片山洋次郎先生の「整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫)作者: 片山洋次郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/06/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 15回この商品を含むブログ (25件) を見る」を読む。 と書くと嘘に…

911話 活かしてなんぼ

合宿のその後である。 えこまさんは、合気道を習い始めていて、初めての昇級試験が先日あったそうな。道場が遠いので、そう再々稽古にいける環境ではないので、受け身が上達しない。 右腕から入る方の受け身になると、くるりと回らず「頭から突っ込む」事に…

910話 鼻の話と族のエコドライブ

朝に○○さん夫婦がやってくる。奥さんの○○子さんは、ここ数日、なんと「臭いがしない」という。 それはとっても良くないことだと思うのである。 人間だって香りを感じないと、飲食の楽しみが激減するとか、味気ないとか、そういう程度のことは読者も想像がつ…

909話 で、何が言いたいの?

チューニングの稽古会。 氣の整体(チューニング)の稽古なので、そういう「氣の稽古」が入る。 しかし、ちまたにあふれる「氣のメソッド」のイメージと実際に自分がやって「相手に変化や効果をもたらすやり方」には、どうも差違があるように思う。 「氣を入…