815話 今日の出来事

今日はあさちゃんの空手の全国大会。といっても全流派ではなく、あさちゃんの通っている道場の所属するG会の大会。


都合のいいことに、南海電車一本で行けるなんばの府立体育館。


昨日の予選には行けなかったのであるが、60数名の中で勝ち残ってベスト8で本日の決勝へ。


あさちゃんはラストから二人目なのである。他の選手のみなさんは・・・・、げっ、うまい。


昨年までは小学生だったから学年別だったのが、一括して「中学生」に括られるので、やはり2年生3年生のみなさま、「あ、この子は明らかに下手ね」という選手がいない。逆にとんでもなくうまい選手はいる。(後で聞いたら、全流派集合の全国大会の優勝者だった)


結果は同点の6位。健闘健闘。


表彰状をもらって会場を後にし、なんばウォーク日本橋まで歩き、三田屋のカレーを食し、グリコの看板を見て、かに道楽の動くカニを確認し、食い倒れの人形をチェックし、あさちゃんのダンスの発表会用の衣装にする「ちょっと派手派手な赤い何か各自でセンスをふるって調達すべし」を買い求めて後帰路につく。

和歌山に帰ると東京のY上先生から電話が。


「今大阪に来ているんですけど、今晩中に帰っちゃうんですけど、今大阪にはおられませんか?」


ともに内田老師を尊敬する同士であるY上先生は、内田翁と古武術の甲野先生の神戸女学院でのオープンキャンパス講座に出席するのに来阪したとのこと。


後2時間連絡が早ければ、大阪で会えたものを。また無理無理に時間作って、『蔵の湯』に行きましょう。


それにしても内田老師の引力というのはすばらしい。東京からわざわざ聞きに来るのである。そして今後ますます内田老師の日本の言論会においての立場というものは、重要になり、注目されることであろう。


関西の復興に内田老師というたぐいまれなる人的資源を活用しない手はない。関西・近畿圏の二府四県で手を組み、「内田老師を関ヶ原以東には行かせない会」というのを発足させてはいかがであろう。


内田が見たけりゃ関西へおいで、という作戦である。


だめか。内田先生は、ご本人の魅力だけでなく、書いたものだけでも十分人を魅了するからなあ。