1434話 日常動作でも

今日は雨。


傘を持ってホロンさんのビルに入る。


エレベーターに乗る前に、傘にしずくを振り落とそうと、ぐるぐる回す。


ここでふっと「へた練」を思い出す。


思いっきり不自然に傘を動かした後、からだにまかせたら、持つ位置をさっと変えて、鋭い回転がいきなり出た。確かにこの方が雨つぶは勢いよく飛んでいくだろう。身体はどうした方がベストなのか、知っている。



ホロンでかよちゃんと話をする。


絵本教室の作品提出が目の前だという。


それで、絵本の「お話」の方がなかなか決まらない。ブログを読んで「書きたいことを書かずに、こんな話の筋にはしたくないわ」という話を試しに書いてみた。


ら、


その後すらすらと「そうなのよ、こういう話が書きたかったのよ」という続きに取って代わったという。


昨日書いた「挑戦中」のあれ。


昨日は、そうそう時間もないにもかかわらず驚くほど進んだので、昨日よりも時間がタイトではない今日は、これぐらいまで進むだろうと思ってみたら、なんとほとんど進んでいない。


やはり、頭の計算にしたがって計画したら、とたんにこのざまである。帰りの電車でかろうじて少し進める。