15日〜
【15日】
午前中。
H住吉高校芸能文化科の1年生の授業。今年二回ご依頼いただいた初回。
「『何でそんなことができんねん』というような「理解不明」なことを集中的にやりますので、多いに理解不明で混乱して帰ってね」
と宣言して、10代の諸君の人生経験および知識、さらには一般的常識感覚では理解不能なことをよりすぐって、ばしびしご披露する。
生徒のみなさんの感想をお願いしていたら、その日の夕方には、全員の感想をG先生が転記してメールで送って下さる。早い!
みなさん、変にちゃかさないで、まっすぐに受けて、そのまんまショックを受けて、習ったことを即実践して、も一つ驚いて、というような感想で、楽しくて何回も読み返す筆者であった。
夜は、「追憶の青いバラ」のローラをやったO浦さんが、いよいよK大の演劇科を卒業ということで、今日は舞踏部門の卒業公演。律儀に公演のたびに案内をよこすちかであるので、日本橋に観に行く。
なかなかの熱演であった。
いわゆる「コンテンポラリーダンス」というもののようで。
でも、この「表現としての踊り」以前のからだの方をじっくりじっくりチューニングsた上でのパフォーマンスをやってもらったやつを見てみたいと感じる筆者であった。
【16日】
ことし一番(ってはじまったばかりなのですが)の出席者数。
ひさびさのA立さんは、今日は親子で。親子チューニングで受験を乗り切って下さい。
ためさんのとこのためちゃんもやってくる。
【17日】
実家に泊まって、ゆっくりと和歌山に帰る。
14年前のこの日は、地震でぐちゃぐちゃになった尼崎〜伊丹を走り回っていたのだった。
【18日】
午前、嫁と娘が土曜日に「二回目行ってきたで〜」と自慢するので、負けじと二回目の「のだめ」に行く。
その後、いつも通勤電車から看板が見える「ドイツカレーの店」に初めて行く。
どこがドイツなのかよく分からなかった。らっきょがついていた。
夜、録画してもらった「神戸新聞の7日間」を見る。
震災の映像や写真が画面に出ると、まだなんのドラマも始まってなくても、涙が流れる。
あの体験が大きかったということが今更ながら感じられる。
このドラマは、つくったのが報道部の人間なんだそうで、プロジェクトXみたいなドラマになっていた。
事実は大きい。事実は重たい。
ハイチでは、もっとすさまじい被害のようだ…