黒澤親分推奨品

犬は、豆柴であるので、大きさはご理解いただけるかと思う。


うっきーさんのところでいろいろと「来るべき日にどう備えるか」という話をしていて頻繁に登場したお助けグッズがこれ。平バールといい、またかなてこともいう。


震災のあと「防災グッズ一式セット」なるものが売りに出され、NASAが開発した防寒アルミシートとかライトとかに混じって、ちいさな釘抜き=バールが入っていたらしい。


ライトやシートは別として、このセットに入る大きさのバールを見た黒澤親分は、販売している人に「これはいったいいかなる場面でどのように役に立ったのか?あなたは使ったことがあるのか?」と問いただした(という伝説がある)


担当者は「いや、あれば便利かなと思って」と答えた(という伝説がある)。


で、そういうグッズ販売に当時補助金がついたという伝聞情報がある。


黒澤親分曰く、何の役にも立たないと一刀両断された小さなバールである。


ほんとうに地震や水害の家屋が倒壊したり、土石流が流れ込んだりという現場で使いものになるのはこれだ、というのがこの平バールなんだそうだ。


何か下敷きになったものをどける必要のある時、隙間にえいと突っ込んでてこになる、というようなものは実際にはなかなかないが、これなら大丈夫。


やりのようにとがった方を使えば、石なども割ることができるらしい。


水害のあとの側溝のコンクリートのふたを開けるような時には、平たい側が活躍する。那智勝浦では、岐阜の車屋とーる君が、「みんな何でこんな便利なものを使わないのー」と、これ一本ひっさげて泥出し家屋に向かって活躍していた(という伝説がある。)


これはコーナンで買った25ミリ×1500ミリで3980円。「世界初、全体焼き入れで曲げ強度5倍!」などと書いてある頼もしいやつである。


自宅用に一本と思ったけれど、週単位で考えると自宅にいる可能性と道場にいる時間が時間的に一位二位であるので、道場用にも一本購入。


ずーっと使われないことをいのるばかりである。が、少し長いスパンで考えれば、必ず来る和歌山の地震津波。筆者のお知り合いにおかれては、ぜひとも常備されることを願います。ちなみに寝かしたままだと車に横向きに詰めないのがこの1500ミリ。2980円で1200ミリ×22ミリの製品もあるけれど、うっきーさん曰く太さ22ミリは少し頼りないかも、とのことだったので太さが25ミリあるこの製品を購入。