258話 目は口ほどに…

ヨガから始めて整体を学び…というのが私が歩んだ道のりなのですが、今日ご紹介する金光さんも、私と同じ道をたどって人間探究に余念がない方です。といっても私からすれば先輩に当たる方ですが。先日金光さんが創刊されたメールマガジンが面白いので、ご紹介します。以下はその創刊第2号から一部抜粋したものです。

[メールマガジン紹介]


2号[ 目は口ほどに‥‥
]体と心・丸ごと生もの派!  04/12/14
HP:http://park15.wakwak.com/~nrt/namamono/index.html

体はモノじゃない、心はキカイじゃない、よね ^/^
◆ NRT 金光由展
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 みなさん、ご購読ありがとうございます。

 第2号をお送りします。



●【諺】 目は口ほどに‥‥


目・鼻・耳・舌はその役割からして脳神経が外部に露出したようなもので、このことだけでも心理現象と近い存在であることを想像します。ただ、鼻・耳・舌は受信機的で表情が乏しいのに比べて目は違います。
 
ある時、仕事でメンタルな展開において流れがつかえ、私の意見を言おうとしたその瞬間、その人の眼が左へと動きました。
 
「 今、心の中でよぎった言葉を教えていただけませんか? 」
と私。
 
ギクリとした表情でその人は、
 
 「 考えていることが分かるんですか? 」と。
 
確かその時点から大きく流れが変わり展開がスムースになったのを覚えています。しかし、私は読心術を心得ていたわけではありません。

『 人の眼は内面において言語が優先されている時、左右の動きを示す傾向が濃い 』

このことを知っていたので、それを活用したのです。正に「 目は口ほどに‥‥ 」でした。
 
これはいろんなシーンで肯定的に使えると思います。授業で何かを話しているとき、目が左右に移動する子供に「○○ちゃんの考えを教えてくれないかなぁ」と聞くのも面白いかもれません。少なくとも、何も考えてない子供をさして困惑されるより良いです。
 
そういう観点をもって子供を見ていると眼は他の器官と違って能動的な力をもっていますので、子供も自分たちに注意が集まっているのを感じるはずです。これはビジネスやお店、家庭でのコミュニケーション改善にも役立つと思います。
 
相手の目がチラチラ左右に動いているのに一方的に喋っていたのでは、返って圧迫感を受け取ってしまうでしょう。
 
とは言うものの、私も家庭内は苦手で、うっかり、目くじらを立てたり、目を三角にしてたり‥‥(笑)
時々、目に余る目障りな存在と化しております。
 
 

■ 登録 まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000145001.htm