257話 風邪 薬は不要 養生で回復

風邪が流行っているようです。先週12月8日〜の読売新聞「くらし」欄に「医療ルネサンス がぜの新常識」が4回にわたって連載されました。第一回目は「薬は不要 養生で回復」

21歳の男性が練馬区にある五十嵐こどもクリニックに「風邪をさっさと薬で治してもらおう」と出かけます。院長の五十嵐先生は、元自治医大教教授/地域医療が専門、大人も診ますという方。診察を受けるとやはり診断は「風邪です」そして、まったく薬は処方されず、一枚の紙切れを渡されました。そこには「風邪の養生」と題して「水分をとる」「野菜を果物をとる」「休養をとる」「乾燥をさける」などと分類された生活上の注意が書かれていました。その男性、書かれたとおりに実行して数日で全快。風邪の治し方について認識をあらためた、とのこと。

この記事で「へえっ」と思ったのは『風邪は薬で治すものではないという新常識を普及しようと、昨年、日本呼吸器学会がかぜの診療指針を発表した』という部分です。お医者さんの公式見解として「風邪には薬はいりまへんで」ということになっているという訳です。

※245話以前のバックナンバーはミュート大阪健康道場の日記
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