383話 女性にかなうわけがない 1

快気法復習会の話題を少し追加。


腰椎のひとつひとつを活性化して全身につなげていく快気法の復習をした、ということの続きを少々。

その4番目は骨盤の開閉運動の調整の快気法となる。

もちろん例外はありうるが、原則として男女でやり方が違ってくるのが、この骨盤開閉運動の2種類である。

○女性は骨盤を閉めてから開く。
●男性は骨盤を開いてから閉める。

月経・出産など男性には与えられていない女性特有の機能を十全にするためには、骨盤の開く、閉まるの弾力が必要である。特に開くのがうまくいかないと、生理痛などでよぶんに痛まないとも限らない。出産時にも苦労する。そこで「よ〜くひらきますように」ということでしっかり締めた後に、開きを持ってくる。

男性は骨盤を開いて行なう業務はあまり与えられていないようである。仕事にしろ性の営みにしろ、質よく行なう為には、腰が入っている必要がある。そのためには適度な骨盤の引き締まりがいる。したがって開いて弾力を養った後、しっかり締めるという順序で行なう。

受講したみなさん、男女それぞれ上記の順序で行なった。・・・・・・

ら.....

まあ見事なまでに男女差が出た。


しっかりと骨盤を締めた男性は、骨盤を締める快気法が終了後、しばらくするとすぐに活動し始めた。

骨盤がどう変わったか、運動で確かめてみる人。
ノートを開いて、要点をまとめている人。
ふっと窓際に行って外をながめている人。

活動的である。そしてまたそれらの行為には「これから」「この次」「この先」という要素が含まれている。(つづく)