417話 ディープインパクトな一日

meuto2005-12-30

今日は、午前中に自宅での整体を行って、いわゆる仕事納め。昼前から大阪京都宝塚などなどから、ミュート会員有志の方々が和歌山まで出てこられる。


本日はS澤くんの就職祝い兼送別会を兼ねた「和歌山驚愕ラーメンと極楽温泉ツアー」決行の日である。

今日一日の楽しさというものは、また驚きや感動というものは、ご一緒された方々とは深く深く共感しているのであるが、その他読者のみなさまには、とうてい伝わらないであろうということがまことに残念である。

今回のツアーに参加できなかったプチ引っ越しのU子さんほか、S川さん、S澤妹@Y嬢などのみなさまは、まことにお気の毒であった。残念であった。


かいつまんで書くと「会員5名の方々、筆者と中一の息子の計7名で、和歌山市内でおいしいラーメンを食べた後、和歌山の清流沿いの田舎道をドライブし、日帰り温泉を楽しんだ後、かるくうどんなどで小腹を満たし、南海高野線橋本駅でみなさまを見送って帰った」というだけのものである。

この日帰りミニツアー実施の9時間ほどの間、3時間は笑っていたように思う。

否、それ以上であったかもしれない。愉悦に浸り、歓喜にむせび、感慨を抱いた時間を総計するならば、ほぼすべての時間が楽しかったと言えるであろう。


もちろん例外はある。真国川のとある川原で、紀ノ川河口でみんなで拾ってきた流木でのたき火を囲んだ時のことである。

ためさんがスーパー松源・隣接酒屋ワールドで発作的に買ってきた「清酒黒牛・山田錦100% 純米吟醸酒」は、なんと推定48分ほどでその大半がためさん、S澤、M森、てるこ嬢の胃袋に消えてしまった。その後そこから「野半の里、蔵の湯」に向かう山道が非常にくねくねと蛇行し、かつアップダウン多数のため、上記4名は急速酩酊状態+車酔いの相乗マイナス効果が発揮されて、そうとう苦しそうであった。

そのあたりが唯一の例外であろう。その苦しみも「蔵の湯」で湯気となって消えていった。



筆者は、筆者が楽しいことを、人にもぜひ味わって欲しい、という欲求が非常に強い。要するに共感しあって気持ちいいのである。今回のツアーのメニューはそういう意味で厳選したものである。「どうだ、参ったか!」という献立を用意したのである。


ツアー開始後ほぼ一時間後に、「博士の愛した幾何学」M森氏が叫んだ。


「なんとディープインパクトですね!」



その後8時間は、筆者の想定を遙かに上回る感動の共有であった。そのすべてをブログに書き表すならば、1ヶ月間は今回のツアーネタがブログに連続してしまう。しかし、やはり体験の持つ重みというものの力は大きい。いかに筆を尽くそうと、読者には伝わらないであろう。残念である。ここで筆者は読者に対し、今日の出来事を正確に紹介することによって共感を得るということを断念した。


この後は参加者に対しての内容に変わる。



ディープインパクトな一日も、分解すればより小さい要素の積み重ねである。

参加者には、「今回の感想文を、ブログにコメントとして寄せる」という宿題を課してある。

より小さい要素のタイトルを列挙しておくので、参考にしていただきたい。


●なぞの、段ボール箱確保指令
●流木、かく集めるべし

●私はこうしてまる高ラーメンを発見した
●フィリピーナママの、疑惑の髪型
●7名のラーメン探検隊・カウンターを占拠す
●金の延べ棒のようなチャーシュー
●おばばは食パンを食べていた

●写メールを忘れるラーメンのインパク
●青ネギによる偽装工作
●麺はどこ行った

●チャーシュー一日100キロ
●まる高が何軒できたら、豚の人口は減少に転ずるか
●やはりあった だんじりポスター

●ジュピター

●真国川 ロングランたき火
●ためさん しみじみする
●たき火は座らなければならない
●錘型にこだわるM森
●S澤 清酒黒牛を飲みつつくんせいになる

●三段重ね 重箱式小学校

●500円の焼き餅 今日だけふたつ500円
●100円ミカン
●おみやげミカン
●350円梅干し

●酒蔵温泉
●BGMは雅だ
●大釜 水垢離修行
●なまなまジュース
●木村牧場の牛乳
●だれも地ビールを飲まなかった
●てるこちゃんがいない!
●S澤 セキュリティの甘さを指摘する

●ふつうのチャーシューが思い出せない
●ざるそばにはチャーシューがない