693話 携帯充電器

一昨日「木曜日の午前中に伺う予定」とのメール連絡を入れた泉佐野のM鍋さんのところに向かおうとして、携帯で連絡を取ろうとしたら、携帯の画面が真っ暗。ボタンを入れてもまったく立ち上がる気配がない。

昨日まで元気だったのに、どうして…。

午後になってようやくドコモショップへ。


「昨日の夜まで元気でした。朝はどうだったか覚えていません。電車に乗る時に気づいたら画面が消えていました。バッテリーを抜き差ししましたが、それでも復活しません」


などと状況を技術系スタッフの方に訴える。


技術系スタッフの方「ふむふむ」と話を聞きながら、「こうすると復活することがありまんねん」、と充電し始める。


充電すること一分、あれ、復活した。


「あの、昨日出先でバッテリー切れでコンビニで買った乾電池式の充電器を使ったんですが」


「それですね。あの手の充電器は、何にでも使えるように売っていますが、実はどれにも合わないというものなんですね」

「はあ」

「携帯電話の方も、自分に合わない電圧でぐいぐい攻められるとたまったもんじゃありませんから」

「はい」

「自衛のために、自動的にスイッチを切るんです」

「その後で、付属のアダプターの適正な電圧で充電すると、元に戻ります。」

「はははぁ」


なんだそうです。みなさん、ご存じでした?



ということで、携帯復活の手だてはわかった。後はゆっくりと充電すればいいだけ、とはいうものの、その後もk高校行ったり、尼崎に行ったり、道場へ行ったりと東奔西走右往左往蛇行迷走で充電を忘れ、夜になってようやく復活。

M鍋さん、連絡できずに申し訳ない。