713話 ゆとり

今日は、例によって水曜日の定例として、尼崎発、新大阪道場、神戸サラシャンティ、新大阪道場、和歌山にお帰り、という移動移動スケジュールである。


いつもどおりの移動であるけれども、余裕がある。いつもより全ての場所で予約が一人二人少ない。


これは経営的には決して望ましいことではないが、体感としては望ましい。これぐらいのゆとりがないとね、と思ってしまった。現在一ヶ月の間に定例で活動しているところが、9カ所である。本拠地としての自分の道場を持ちながらの9カ所というのは、確かに多い。


ちょっとそのあたりのところを再検討しようという気になる今日この頃である。


夜、O原先生が調整を受けに来られる。


簡単、便利、リーズナブルなかみ合わせによる異常修正の方法を教わる。


実に簡単である。前歯の上下のラインがずれていない状況にして、横にした割り箸をくわえるだけである。つまり上下のかみ合わせをセンターラインにそろえる、というだけである。


この状況で肩や首を回したり動かしたりする。そして、それが割り箸のない状況で同じ運動をやるよりも「あ、楽になった」という度合いが大きければ、かみ合わせが原因での不調であると言える。


つまり、かみ合わせ矯正を受ければ、悩み続けてきた不定愁訴から解放される可能性が極めて高い。割り箸法を試してみて、是非やりたいと思われた方は、納得の上で矯正治療にお越し下さい、ということなんだそうだ。


昨年から、力みが取れた〜、筋肉がぽにょぽにょに柔らかくなった〜、肩も首もいつ回してもつかえない、軋まないと自慢たらたらの筆者であるが、腕・指中心の仕事であるので、肩胛骨周辺ならびに肩の一部には疲労が残る、という状況は続いていた。(って言っても普通に会社つとめされている方々にとってはないに等しい感覚かもしれないが)


のが、頸肩部と骨盤股関節の対応によるバランス感覚の目覚めとでもいうようなものが現れれ、わずかに残った肩の不快感というのが日々激減中の筆者である。


朝っぱらからなんでこんなに肩がさわやかなの、一日しっかり働いたのに、どうしてこんなに軽いの、という昨今である。


さらに、ここに歯並びの影響というものを軽減できれば、どうなるのであろう。


うう、楽しみだ。