1190話 6日〜

上手くなることをずっと書いていたこの一週間。


週末。ひろきが盛大に下痢をし、ご本人曰く「ギネスブック級の回数行った」とのこと。


ふだんは3種の身体か排泄の4種になって固まっている。ピポパと押さえると、その晩で回復したらしい。


6日。速読講習。経験者ばかりだったので「今自分はどんな読み方をしているのか観察すればレベルは上がる方式」を紹介。


以下Y田君の感想


今日の速読はやられちゃいました!
金曜の夜中から頭痛がひどく、道場に行ったときはまだ頭痛と目の奥の違和感があり、普段ならこの状態では本を読むことを断念して寝ていました。
それが今日は速読をすればするほど体が楽になり、本は読みやすくなるわ、気持ち良くなるわでした。帰る頃には整体を受けた後のような動きやすさと気持ち良さでした。体調の変化が何よりも大きかったです。

今までは速読をしているという自意識から、はやさとかスキルにこだわっていた部分があったことに気付きました。今日は自意識にとらわれない新しい速読に近づけたと思います。あっ、近づけました。笑



夜 八木さんと牧さんと未来演劇塾の打ち合わせに南森町へ。話が盛り上がって気づいたら和歌山に帰る電車がなく、道場に泊まる。


7日。朝帰りで帰宅。原稿を二本書いた後、有田川沿いの「プライベート川原 秘境絶景 清流スポット」へ出かける。


清流で泳ぎ、川原に寝いすを広げて、コーヒーやお茶を飲みつつ、本を読み、寝る。極楽である。



帰宅後、あさちゃんと空手の稽古。


「新鮮な動き 感知方式」で、県大会決勝の時よりも一気に良くなる。


ひろきが帰宅。


記録的な下痢が止まって翌日。ふらふらと登校したら、「水泳大会だった」とのこと。


なんと彼はそこで潜水の自己ベストを出す。夕方の陸上の練習でも自己ベストが3つ出る。


出すものを出すと、出るものが出る。


しかし家族の間では、潜水及びランニング中に、お尻からジェット噴射する能力を備えたのではないかと疑惑を持たれている。



8日。夕方 I 藤せんせが道場へ。ご子息が「ミラクルグリップ」および「足裏でちゃんと立とうね 補正テープ」および「宇城先生の口で気を入れる」を伝授したところ、大阪府ジュニア大会で準優勝されたとのこと。


9日。大阪〜神戸〜大阪の一日。お久しぶりの方と新しい方が毎日何人かずつある活発な今週である。


10日

H住吉高校芸能科演劇、新2年生のクラスでレッスンする。


学校の中に劇場があり、そこが会場となっている。


生徒たちを待っていると足首のギブスをつけた「足の甲骨折」の女生徒が来たので、全身に飛び散っている気のしこりをピポパと調整。ほぼ普通に歩き、生徒たちの目が「なんやこのおっさん」から「信頼できる先生」に変わる。


事故でむち打ちとなり、首が上に向かないので、うがいをするときには亀のあくびのような格好で上を向くという。これまた背中中心の気のしこりをピポパと調整。いきなり真上を向けるようになる。


腰を痛めてしゃがむことができないので、学校ではトイレに行けないという悲劇の少女もピポパと調整。しゃがめるようになる。


それから、え〜っと、他にもたくさんいた。


気と武術のデモンストレーションで転がし、はねのけ、抜け、崩す。若者よ、君たちの想像の外には、もっともっと楽しい世界があるのだよと自意識では理解不能なことを選りすぐって実演。


分身トレーニングにコットン球による体癖誘導によるセリフの変化など、先日の学会の中身に準じたものをご披露する。


終了後も質問者や調整希望者が集まる。


「発声がうまくできない」と来たので、「分身でいっぱい口を作れ作戦」を伝授すると、いきなりど迫力の声が出て、一同びっくり。


夜のホロンでは、かよちゃんに例の「涙のにじみ絵」を見せてもらう。確かに、ほよよんとした絵なのに骨盤が立つ。