1250話

和歌山。


朝は自宅でトレーニング。後、すずなの散歩。


途中からすずなの歩調が速くなる。


別の犬か猫でも見つけたかと思ったが、どうもそうではない。


その時も道行く人と一体化・同調の稽古と思っての散歩であったが、あっ、すずなと同調するのを忘れていた。偉そうなことを書いているが、筆者もまだまだ駆け出し。その程度のレベルである。


さっそくすずと同調・一体化する。


「あっ、うんこや」


目で見たら分からなかったが、身体をかぶせてみたら、下腹のあたりが。


一緒に走って公園へ。無事脱糞。



親不知が虫歯になっており、歯科へ。


昼食の後、片づけたい仕事はたっくさんあるのだが、いつもの「プライベートリバー」へどうしても行きたくなる。


TSUTAYAに寄って「コブクロ」を借り、「桜」を熱唱しながら、有田川へ向かう。


おおおおおおおお!


裏声なしでフルに歌えるではないか!!!


昨今の稽古でいささま向上した身体の状況であったが、音域まで広がったことに感動。


川では、まったく周囲からは死角になっているところなので、ふりちんにて心ゆくまで清流で泳ぐ。泳ぐというか浸かる。気分は温泉なのである。


9月末になったら、おそらく「川へざぶん」と気軽に飛び込める水温ではなかろうから、今年の泳ぎ納めと思って、心ゆくまで川と仲良くする。


帰路もまた熱唱しながら帰る。


♪さぁっくらの はぁあなびら ちぃる たび にぃいい