1356話

>「はい。

>「へたれ」な私は
>「へたれ」な自分をなんとか受け入れて
>「へたれ道」を邁進します。」


とのコメントですが。


昨日の一文は、あくまで自分の自覚を書いたわけで、S本さんのための「教訓話」を創作したわけではありません。


「へたれな凡人の自覚」は「なんとか受け入れる」ようなたぐいのものではありません。


だって、ほっといてもへたれなんですから、余分なことをしなければ、ちゃんとへたれに着地します。


余分は余分を生みます。


「本当はできるはずの俺だ」なんてねつ造するから、ちょっとの不本意な結果に大げさに落ち込んでしまいます。




私は凡人。ひょっとすると凡人以下。


だから、他の人と同じようにやっていたって、できるようになるはずがない。


できるようになるはずがないんだから、できないと落ち込むことはない。


その代わりに、この意志薄弱で、根気なく、へたれな私でもましになる方法を探す。まともな人なら観ないところまで探す。


いくらみっともないレベルだとしても、最低ここまではできている、という部分を見極める。


根気のない私が続けられる方法を探す。


決心の続かない私が、結果が出るところまで集中する方法を探す。


「へたれを受け入れるか受け入れられないか」なんて問題は、最初からない。


だって、へたれだもん。