1407話 私のしたいこと

昨日の話の続きです。


そこそこやれていると思っていた動きを、手先の「小細工」を隠してしまうと、「土台」や「軸」が実際にやっていたことは、実にレベルの低い状況だった、ということが解りました。


怖い話です。


自分がやろうとしていたことは、やりたいことではなかったのです。


自分がしたいことをしていると思っていたが、実際にはしたいことをしていなかった。


ということは、自分がしたいことが解らないと、悶々と探している時間というのは、何なんだ、ということになります。


つまり、「自分がしたいこと」が見つからないから、こうやって苦しんでいるんだ、と思っている人は、「自分がしたいこと」をやり始めれば、自分は「自分がしたいことをしている」という前提を疑っていないのですね。


疑っていたら、「自分のしたいことを探そう」なんて無駄なことはしないからです。


自分のしたいことを見つけたら、実際にしたいことをしているのか、ということを検証しながらやらないと、「こんなはずじゃなかった」になってしまう、ということです。


確かに。


「こんなはずじゃない」ことだらけでした。