1438話 自意識のコントロール法?
自意識をお休みさせることで、いろいろなことがうまくいく面が出てくる。
どちらかというと、「自意識はじゃまだから、どっか行ってね」という扱いであった。
しかし、自分に備わっているんだから、そうそう邪険にするというのも、切ない話である。
というので、意識の一つの使い方の可能性を拓いてくれそうなのが「へた練」である。
その応用として「邪魔練」と「無視練」を提案し、みなで練習する。
今までの手当とはずいぶん違った手応えが出てきた、という感触はあったが。
実家に停まり、母上に手当をする。
終了時点で、母上が
「は〜〜〜〜〜〜〜、気持ちいい!!」
という強烈な実感のこもった声で起きてきた。
何年も手を当てているけれども、この声は一度も聞いたことがない。
素直に、
とっても嬉しい。