くらげ体操生誕3ヶ月

くらげ体操ロング版が生まれたのが7月23日なので、三ヶ月を経過しました。


マイナーチェンジをくり返しながらも、授業の中で確固たる地位を固めております。


朝の「整体武術」ほぼ毎週出席のI崎さんは、毎週やっているテニスがじわじわと上達し続けているらしい。


数ヶ月前までは「格上」の毎回あれこれと「こうやったらいい、ああやったらいい」とアドバイスをくれる「先輩」がいたそうですが、直近の試合(ダブルス)では、互角の試合となっており、試合後は黙りこくってうつむく「格上」の先輩であったとか。


皮膚の弾力をトレーニングして、今日のテーマは「皮膚の形に、ちゃんと身体を入れる」。


こり・こわばり・つっぱり・張りというのは、どなたも感じられるもの。その際に感じるのは「皮下の筋肉の固さ」であります。


その際の「皮膚」の方の感受性が高まってくると、どうも「ひっかかって指がはいりきらないゴム手袋」「かかとでひっかかっているソックス」「途中でしわになっているストッキング」のような「おさまりの悪さ」を感じるのですね。


ゴム手袋は、ほっとくとちゃんと手の指を伸ばした形になっています。そこに曲がって指を入れようとしたら引っかかって入りません。姿勢を整える際に、ゴム手袋に自然に指がすべって入っていくような形で、皮膚に引っかからないような姿勢体勢を作っていきます。


すると、あらあら不思議。それだけで、動きのスピードは増し、柔軟性は大幅アップ。呼吸は楽だし、見た目も美しく精悍になります。


これは身につける価値があります。というか、ずれたままでやっても無理が増すだけです。上達しません。故障します。


受講される方をせっせと調整して、「内外きちんと合った感じ」を何例も体感しました。


すると、その後の整体をする側に回った時、自分の身体の使い方がなんとも「ゴム手袋のひっかかりだらけ」ということを痛感しました。


合わさると一気に質が変わります。でも難しい。ずれだらけです。稽古を積むしかありません。