HSY高校G文 二回目
2年生の「演劇担当」の八木先生から、「つながりのある授業をするために参考にするので、やったことを連絡せよ」の指令も届いており、また記憶の新しい間に復習してほしいので、やったことをざっとおさらいしておきます。
1 腕の皮膚を使って、関節運動の向上することを確かめる。
シャープな肘の曲がり。
2 ぐいぐいともみほぐすと、関節のシャープな動きが消えることを確認
3 合せき前屈で頭皮、肩、首の付け根、肩胛骨などに
皮下チューニングをかけて、全体の柔軟性が高まることを確認
4 同じく合せき前屈で、
前組が「自然な調整欲求で(できるだけ無意識に)動く」
のに対して、「ストレッチちらし」(皮膚の伸びに皮膚運動をかぶせる)
と「ちぢめっち」(皮膚の縮みに皮膚運動をかぶせる)をかける
5 立ち前屈に対して、右らせんを合わせて前屈が促進されることを確認。
同時に、受け手は「自分の変化をキャッチする」練習。
6 うつぶせの反り(コブラのポーズ)で、左らせんを合わせて
上半身の角度がさらに上がることを確認。
7 右回転、左回転で重くなったり、軽くなったりすることを見学。
(以下、8,9まで立って持ち上げるやつね)
8 被験者の周りを逆に回ることで、同様の効果がでる現象を見学。
9 被験者の周りに、「そういう渦があることをリアルに感じる」ことで
同様の効果がでることを見学。
○ 確か2時間目のみ、腕相撲の変化を見学。
10 上記の原理を使うと、10人がかりで押さえ込んでも
起きあがれてしまうことを体験。
11 対面片手押し合いで、
渦の向きによって強さが変化することを見学。
(2時間目にカビゴンがモデルで弱くなったところで終わった
やつ。強くなる方法は体験できなかったk野君、ごめんね )
以下は3時間目のみ実施。2時間目のみなさん、ごめんなさい。3時間目の方がどうもてきぱきと進行するようで、時間が余りました。次回入れますから。
12 被験者の片腕のみを押さえて、
渦の向きで身動きできなくなることを実習
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「表現したけりゃ 感度を上げよ」
「感度を上げたけりゃ 変化を感じよ」
ということを磨くべくやった訳ですが、みなさん「結果」は感じておりますが、それは結果が出るようなことを厳選して、上手に誘導した結果なので、感度を上げることにはまだまだ至っていません。
1回や2回じゃなかなかできませんね。
皮膚や渦をつかって、せっせと自主練して、「柔らかくなることそのものは、不思議ではない」ということに慣れてしまっておいてください。
時間切れでできませんでしたが、たとえば前屈で、自分で自分のまわりに逆渦をかければ、人に回転運動を伝えてもらったときと同様の効果が出すことができます。
そういう「他の人が見ても、何をやっているかわからない地味〜だけど、続ける必要のある重要でシンプルな稽古」を続けた結果、「10人乗っても大丈夫!」状態ができるようになったりするわけです。
ああいう派手な技は、興味を持ってもらうためにやっているわけで、あれができるようになることそのものはあまり意味がありません。だいたいあんな技の稽古はふだんまったくやっていません。
そのもとになる「シンプルで地味で単純な、原理と直結する稽古」を一人で延々やっていると、ああ、できるなと事前にわかるのでやってみているわけです。