あると、ない
ただ立っている人を他の受講生の方々と観察した。
その人が「こんな姿勢で立っている」という手ごたえを持っているとき、その人はそこにいない。
体のどこにも閊え(つかえ)なく立っている時、その人はまさしく「そこにいる」ように見える。立っている人にすれば、なんの手ごたえもない時、見ている人にとってその人の存在感は最大限となる。
やっているぞ、やれているぞという手ごたえがある時、だからそれはとても怪しい。
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【ファミとも】
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