ウソじゃないけど‥

整体・指圧・あんま・マッサージ・鍼灸・アロマ・柔道整復・足ツボや美容師・理容師・大工さんなどで、被災地の方につかの間でも元気を届けよう、取り戻してもらおうという活動をしています。


短期でも可能。長期大歓迎。自家用車熱烈歓迎!

参加希望者は4月23日の当ブログをご覧下さい。



ただいま、(25日現在)気仙沼陸前高田方面に出張中の採澤氏のブログはこちら

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昨日の読売新聞の夕刊に、7日に活動した牡鹿半島の漁具回収作戦展開地域が掲載された記事を読んで???

記事を読むと、行政はとてもそこまで手が回らないから、自分達でやれる事をやろうとし、牡蠣の養殖ブイなど2000個を回収して、地域助け合って生活している、という記事。それはうそではない。


実際にこの地域はほとんどボアrンティアが入っておらず、ある浜では「ボランティアはきてねえべ。震災以来「わたがしボランティア」が一度来ただけだべ」状態だった。(わたがしボランティアというのは初めて聞いた)


ところがどっこい、そういう地域だということがわかって、先月30日から「漁具回収プロジェクト」を立ち上げ、クロサワ親分がリーダーになって、100名〜300名のボランティアを送り込み連日共同作業をしての結果として合計3000個のブイを回収したのが実際のところ。


なんせボランティアがまったく入っていなかったので、当初は「こいつら何しに来たんだっぺ」「漁具にさわるんじゃねえ」という状態だったそうだ。それが連日の共同作業でどんどん打ち解けていき、5月4日ごろになると組合長さん(だったと思うが違うかも)が、目に涙を浮かべて


「ボランティアさんありがとう、何年かかっかわがんねえけど、牡蠣を復活させてやっから。そしたら、来てぐれ。腹いっぱい牡蠣食わせてやッから」


その話を聞いて、将来の牡蠣食べ放題に参加する権利を確保しようと、7日の牡鹿活動になったのである。(うそ)


本当は漁具回収プロジェクトが始まったばかりの時に、クロサワ親分から「おそこの人たち、ぜ〜ったいに疲れてッから、もう何日かたっていい関係作れたら、整体チームでやってあげてくんない?」という打診があったから、さらに直前にクロサワ親分から「組合長さん、ひとっことも弱音は言わないンだけど、かなり腰が悪いらしいよ」との追加要請もあったので、帰宅する前に一度でも行ければと急遽予定を変えて行ったのである。


地元の漁師さんたちが、漁区回収を懸命にされているのはウソではない。けど千個単位のブイ・浮きが回収できたのは、何百人ものボランティアとの共同作業だったからなのは間違いない。


読売新聞さんは、まったくウソは書いていないけれど、実際の現場とは違う風景を読者の脳裏に浮かばせることに見事に成功している。











明日より通常通りのスケジュールで活動いたします。