ひとつのからだ

今日の発見は「頭」と「からだ」の関係。


相手の全身に響く整体をしようとしたら、自分が過不足なく一つになっているほどいい。そこで「一つになろう」と努力するけれども、ここに落とし穴がある。


「一つになれ」と命令する、あるいは方向付けするのは「頭」。頭がからだに指令を出す。命令する。


ここですでに私は、命令する頭と命令されるからだの二つになっている。だから、今までの回路で自己コントロールをしようとしても、いつまでたっても一つになることはない。努力するほど分離する。


「類似身体部分感覚の代用知覚による対象物・質感認識現象」をベースに、線を一本上から下から。あらら、頭の分離感が消えて全体の「ひとつ感覚」がいきなり浮上。こんな簡単な方法でいいのだろうかと思うけど、出会うまで30年もかかっているんだからたぶんいいのだ。