気骨 骨の気持ち

道場には骨格模型を置いてある。自分の身体の動きを日々感じ取りながら、時にその「骨」をじっと眺める。


名は体を表すというが、骨を見ていると「形は思いを表す」という感じがする。その骨や付着している筋肉の機能は専門書を読めば書いてあるが、それはあくまでその役割を表現しているだけで、「その骨そのものがどう扱って欲しがっているのか」というものが書いてあるわけではない。


今回は、股関節・腸骨・仙腸関節の「それ」が見えてきた。腸骨によって脊柱が挟まれている構造の中に、実は一度遠回りしてからぐるっと回って合流してお仕事をするという流れがあった。


その流に沿って気を流すと(意識でおいかけると)、たちまちに腰はすっきりと整い、逆流を追うと立っていられないぐらい腰が抜ける。


上向きの整え方を「げろんちょり」と言い、下向きのリラックス促進法を「ぴっぴきぴー」と名付けた。(詳しくは映画・鴨川ホルモーを見よ。あっ、観てもわかんないか))


骨盤の開閉運動というものの理解(仮説)が格段に進んだ。


というようなことを明後日の火曜日の整体教室でやりま
す。



先日出会った肩関節とその周囲部の「葛折りを上って峠を越えたら、10本分かれ道で再合流」と合わせて身につけると、体幹部と四肢の連結がぜんぜん変わってくる。


18日19日の特別セミナーでは、この肩と腰のふたつのとらえ方と調整法をメインにやることになると思います。


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【9月特別講座】


●TY式時間管理手帳術 

 
 9月4日1時〜5時


●特別セミナー 二日で身につける「痛くない整体」の基礎


 9月18日 19日 10時〜5時

 http://d.hatena.ne.jp/meuto/20110820