4日の活動報告

瓦礫の中に猟師さんの鉄砲の弾なんかがごくごくまれにあったらしい。


で、どの程度危険なのかを確認するのに、一時的に那智川流域のみは作業を中止。地域の猟師さんの弾の保管状態などを行政が確認して、ほとんどのものがちゃんとその家にあることを確認してもらう。ということで、ほぼ危険はないことが確認できたので、明日からは作業再開。


依頼があったままで、行けなかった那智大社の参道の石段わきの土嚢撤去に大半のメンバーが向かう。

1時間半ほどの短時間だったけど、石段あがったり降りたりなので、楽ではなかったらしい。


お礼に!と明日は50人前のまぐろがきずな食堂に届く。


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那智勝浦という町名だけど、海沿いの地域が勝浦。那智の滝で有名な山側が那智。最大の被害地域である市野々・井関・八反田の三区は、那智である。役場もボランティアセンターも海沿いの勝浦にあり、那智谷の三区に入る入り口には、つい数日までは関係車両しか入れない交通規制がかかっていた。


地元区長さんを中心に、ボランティアもボランティアセンターもがんばっているし、行政だって大変な混乱の中奮闘している。実際に町長さんは、最大の被害地域の市野々の方だ。だけどけっこうちぐはぐなところが沢山あってうまく回転していかない部分の多い過去一ヶ月。


ようやく歯車がかみ合いだした。


だから、地元区長さんとボランティアセンターとボランティアと行政の関係部署の方々とと、現地のど真ん中の井関地区で情報交換会をしてはどうかと昨日ボランティア側から3区長会に提案したら、するすると話が進んで今日の夜は初の関係団体すべてで行うミーティング。


本来行政がやるべき範疇の仕事のうち、こんなこともこんなこともこんなこともこんなこともボランティアが手弁当でやっているんでっせということをねちねちと行政の方々に説明する意地悪な津田なのでありました。


でも、ちょっとさらにうまく歯車が回りだしそうな予感が。


本日午後、現場を離れます。次回予定は未定。