誰が行っても良かったんだ

被災地に行けない行けないと嘆いていたら、佃君がさっさと石巻に行きました。


行って4〜5日たったら、知り合いにせっせと「まだまだやる必要のあることはあります。人手が足りません。石巻に来てください。」と情報発信しています。燃えています。


それで気がつきました。別に俺がいかなくても、行ける人が行ったらいいんだ。


ということで、仮設住宅に共用の車を贈る活動や、仮設の独居のお年寄りを訪ねて毎月3キロのお米を配るサンライスプロジェクトなど複数のプロジェクトで石巻の被災地支援をしている「ボランティアベース絆」(宿泊先もあるし、経験豊富な筋がね入りのボランティア戦士が多数所属 もちろん津田もここに籍があります)に、一週間以上活動できるボランティアを送り込むべく、その滞在費・交通費などを援助するプロジェクトを立ち上げることにしました。


Y田君のNBWやN川さんのにこにこヨガ教室にもご賛同いただきました。


長期ボランティア(もしくはリピートボランティア)被災地派遣応援プロジェクトです。


石巻までは大阪から高速バスを使えば、仙台経由で往復ざっと2万円。絆ベースに滞在一日あたり運営費・食費で1000円カンパするという計算で、3万円もあれば一人を被災地に1週間送れます。


被災地の力になりたいという思いはあるけれども、どこに行っていいか分からないという人も多い。やりたい気持ちと時間はあるけれど、経済的に苦しいという人もあると思います。


一方、被災地では短期の団体ボランティアももちろん大歓迎ですが、長期の運営に携われるボランティアが必須です。これからの息の長い支援活動には、地元の方々との面識ができ、話ができる関係があるというのが非常に重要です。


一回の募金ではなく、会員制のような感じで、少額でも毎月一定額を提供して下さる人を集めて、だいたい送り込める人数が決まりますから、別に行きたいという人を集める。そういう活動をしていきます。


現場に行かないとわからないことは多い。現場に行って変わる意識は必ずある。だから行けるのに行ってなかった人、行きたいと思いながら踏み切れなかった人などに行ってもらう流れを作ります。


そして、支援の会員には、行った人からの最新情報・現状をレポートしてもらう。そういうことをやり始めています。やります。もうすぐ1年。


長男、啓生(ひろき)も本日夜、石巻に向けて出発しました!