にんにこ後日談

8月のお盆明けの一週間あたりで行われた「にんにこニコニコサマーキャンプ」。


福島の子どもに思いっきり屋外で遊んでもらおうという、和歌山のみんなが企画して動いた保養イベント。


参加者は知り合い同士のお誘い合わせもあったけれども、基本的にはそれぞれが応募してきた人たちだからばらばらな集まり。


私が整体した人にも、宮城県に住まいを移しているという人もありました。



サマーキャンプが終わって、向こうでお母さん方の「同窓会」が始まったらしい。


福島でも、放射能に対する構え方、とらえ方、また復興に向けての職業や立場などは様々。それがすべてだなんて言わないけれども、「放射能が怖い」ということを気楽に口にできない現実があった。


農家の人なら、懸命に除染して、線量の低い作物を作ってという方向にがんばっていて、そういう人にとっては「危ない」「怖い」なんて言われたくない。


でも子どもの将来のこととかを考えたら、やはり、不安、怖い・・・


だから、とても近い立場で参加した保護者のみなさんにとって、参加者同士のママつながりは、本音が言い合えるとても貴重なつながりになったのだという。


そんな効果?があったんですね。もちろん、そういうつながりが生まれて良かったということが生まれる前提には、当たり前のことができないことが当たり前になってしまっている悲しい現実があるからだけれど。


でも、良かった。