合宿続報

苦手なラケット系の球技が、突然うまくなりました。上達に必要とされたそのスポーツの練習時間はおよそ7分です。


あー、なんか書いてて嘘くさくて続きが書きにくくなりました。なんかインチキ商品を売りつけるネット情報の文章のようになってしまいそうだからです。


興奮して知り合いに送ったメールの文面を一部ひっぱてくる事にします。


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もうすごかったです。詳細はブログにこれから書くつもりですが、運動オンチが運動オンチ脱出するすさまじい方法が実現しました。書いても絶対伝わらないと思うのでもどかしいです。


でも参加者全員に起こった事です。


その昔、体育が2だったMさんも、ほとんとラケットに当たらなかったバトミントンが、合計20分足らずの練習で4回も5回も時によってはそれ以上もラリーが続くようになりました。


卓球で、3回おっかなびっくりでラリーできるかどうかだった私も、8分後ぐらいにはふたケタの回数が続くのが当たり前になっていました。


練習時間累計12〜13分になると、ラリーは基本的に続くものだと感じているレベルの自分の感覚になっていました。

17〜18分には、どこへ打ち返せば相手が返しやすいかを考えて、コースを打ち分けるレベルの自分がいて、びっくりしました。


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なんていうメールを知り合いの高校の先生で運動部の顧問の先生に送ってしまいました。道場に最近来られるようになった舞・ダンスの先生にも送ってしまいました。


他にも、テニス歴二日(前回の合宿で)というHやんは、やはり7〜8分後には、的にしている分厚いマットに「ズドン・ズドン」という音を響かせるサーブを打ち込んでいました。


選手経験のある卓球以外は、まったく手も足も出なかった60代の男性が、ひょうひょうと立っているだけのような立ち姿勢からまったくりきみのない、ただただ身体に反射を任せた状態でバドミントンもテニスもことごとく打ち返せるようになりました。


今までも、ご自分の経験のあるスポーツが突然上達し始めるということは数多く聞いていました。私自身も経験のある武道や整体の技術はめざましく向上しました。ところが今回のは、経験のないこと、苦手なものを、全員が「まったく何の指導も誰の指導もなしに」劇的な上達現象が起こったということなんです。


ゲームのような仕組みを作って、そこに参加しただけというような感じです。良いものになるという確信があったので合宿のメニューとして入れました。でも予想をはるかに上回りました。指導した(って何もしていないのですが)こちらがショックを受けるほどでした。


プールが故障で使えなかったのがいい方向に作用しました。プールが「一面開放しますよ、ご自由にお使い下さい」なんて話になっていたら水中進化体操を優先しただろうし。


とりあえず「バームクーヘン・スポーツ」と名付けました。


施設、用具が必要なのでなかなか次の機会を作るのが難しいのが残念です。日本中の体育の先生、スポーツの先生に体験してほしい。


あの中に進化体操のコーナーを作ったらどうなっていたか。合宿で進化体操をやりまくっている間にはさんだのでなかったらどうなっていたか。研究しないといけないことはたくさんあります。楽しみです。次の機会が準備できたらすぐにお知らせします。