那智勝浦「なごみ」活動休止

今日の夕方のNHK和歌山放送局の番組「明日のwa」で、那智勝浦のボランティアベース和(なごみ)がいったん閉じるという番組が報道されていました。


おととしの九月にかけつけたころに目にしたあの景色から、みんなで力を合わせた一軒ごとの泥だしの模様なども盛り込まれ。


移住した和助さんと、桑木野さんなどが、最期の日の避難路整備作業に出陣。


住民からの依頼も途絶えた現在、なごみとしては休止。でも


「何かやることが出てきたら、ボランティア同志声かけあって駆けつけますから」


というくくり。おととしの9月〜10月にずっと現場に張り付いていたNHKの杉田さんが、この最期の日も取材して番組として取り上げてくれたみたいです。


行政主導の「ボランティアセンターの閉所」というのは、わりと取り上げられて、実はまだ住人のニーズに十分に応えられていないにもかかわらず、閉所のニュースはあっというまに広がって、まったく人手が集まらなくなるということはあるけれど、地元主導で息長くささやかに続いた活動の最期がこういうふうに取り上げられるのはまれじゃないのかな。


ま、まれにもなりますか。ボラセン閉所のあとに、ボランティアの自主運営をしての活動が、じっくり1年8ヶ月も続くところの方がまれなんじゃないかなと思いますから。


みなさん、お疲れさまでした。