梅雨の時期

この二週間前の大雨ごろから、身体の季節変動として大勢が左右重心偏りの人が増えました。左右系の体勢というのは消化器系の系統です。


消化器系を陰陽に分けると消化吸収と排泄に分かれます。で、この左右偏りの体勢が、消化吸収と排泄のどちらにでているかというと、消化吸収よりも排泄の現象が多くなっています。


この時期になっておなかがすいてしょうがないという人には会いませんが(つねに食べすぎている人は除いて)目やにが出る、下痢をする、吹き出物が出る、おう吐感があるといった「排泄」がおこっているという声はよく聞きます。


たしかに本来なら食べ物も痛みやすい時期ですから、そういった時期にどんどん吸収するよりは、せっかくだから余分なものを捨ててきれいになっちゃおうという方が体のとる戦略としては合理的です。


そういった傾向が出ている人が多いらしい、私だけの異変じゃない、とおおらかに構えていただいて、余分に薬を飲んだり、塗ったりしないで、どれぐらいの時期排泄が続いて、それが終わったらどう変わったんだろうというところまで興味を持って経過を見守る。


そうった身体とのおつき合いの仕方が、「体の声を聞く」ということだと思います。体の声も、一言だけ聞くんじゃなくってその言い分をぜんぶ聞かないと分からないじゃないか、とそう思う訳です。


【付録】

蒸し暑く、息苦しくばてた時にやるいすを使った皮下チューニング座骨伸ばし

進化体操ブログにアップしました。

http://ameblo.jp/sinkataisou/entry-11562010336.html