おなかをこわす

高温多湿で、胸が縮んで息苦しくって、大股で歩けないで身体が重い、というような季節だと日本の夏について書いています。


梅雨時期は左右偏りが出る見たいで、それは消化器系の体勢です。おおざっぱに消化排泄という消化器の機能で、梅雨時期はその中の排泄が強調されるようだ。そしてその排泄は、目やにや皮膚などを通しても行われるようですから、季節の変動と受け取って、おおらかに見守りましょう、というようなことも書きました。


症状というのは、「壊れた」という「結論」ではなくて、変化して対応しているという「途中経過だ」という見方に変えましょうよ、ということです。


これを書き始めたる今は昼の12時なのですが、梅雨明けとかで気温も上がり、汗がぼとぼと出ていま・・・・した。はい。すっかり止まっています。窓からの微風だけで汗が蒸散し、ささっと体温が下がったのでしょうか。快適です。


常温に微風ぐらいなら快適なだけですが、これがクーラーで強風となると影響が出てきます。余分に冷やすと出る予定の汗が出損ないます。


出かけたエネルギーがそのまま消えるということは不自然です。理不尽な上司の叱責に言い訳が許されず、あとで部下に八つ当たりをするような日常生活の場面があります。皮膚から出そこなった汗は、出口を探しておしりに向かいます。汗の時期の下痢にはこういうメカニズムが働いていることが多くあります。


でも、その現象に対して「おなかを壊した」と言ってしまいます。必要な時に必要な仕事をしてくれているのは壊れているのではありません。おなかがちゃんと働いているということです。


だけれども、余分におしりに迷惑をかけることもないので、汗をかいたらまめに拭き取って余分に冷えないようにするという自衛策は覚えておいてください。


梅雨が今日(7月8日)明けたらしいです。夏の体勢で何が色濃くなるか分かったら、また来週に対策とともに続きを書こうと思っています。