種のある種無しブドウ
Facebookで、羽曳野の小林康恭さんが「本日、地下鉄淀屋橋駅上御堂筋沿い道端で、ぶどうの直売をやってます」との書き込みをされていた。
小林さんは、オープンジャパン→カメラマン有人→白馬堂あさやん→森の集いのでぐっちゃん→小林さん、というようなつながりの人で、ぶどう農家である。
それも、無農薬、有機栽培にこだわってのぶどう農家である。さらには、「種無しぶどうを種無しにするためにホルモン剤を使うのは不自然やないかい」ということで、「種のある種無しブドウ」も手がけ始めているという、ある意味ものすごくまともな人なのである。
有人やなかこ姐さんや仙台のカメラマンチャーリー沼田さんらが大阪に来た際に、浅やん一派多数と合流しての飲み会があって、その際に私は小林さんに整体をちょこっとさせてもらったのだけど、私が小林さんの葡萄を味わう機会はなかった。
森の集いでも出店の日にちがすれ違いでダメ。
夕方の整体にキャンセルが出て、急に小一時間空きができたので、地下鉄で6〜7分で行ける淀屋橋へとむかうことに。
そういうことか。
大阪の表看板である市役所ほぼ前の御堂筋沿いの道端で軽トラでも停めてブドウ屋を売っているという情景が想像できなかったのだけれども、(たぶんすぐに排除されそう)商業ビル前の道に面したビル敷地内スペースにオーガニック系の食品とか八百屋さんとかが小綺麗に十店ばかりテント出店していて、その中の一軒が小林グレープでした。
隣のお店にこれまた土の香りがプンプンするあんちゃんが有機野菜を売っていて、たまたまの偶然で森の集いの共同代表の奈良の有機野菜の八百屋さん、榊原さんでした。
ということで写真。手前が小林さん、後ろが榊原さん。
もともと森の集いは、東北の震災の食糧支援に動いた農のつながりが始まり。榊原さんのブログにはそのころの活動も書いてあります。
でぐっちゃんや榊原さんが集めた野菜を、でぐっちゃんや浅やんらが石巻へ運び、とーるさんや有人さんらの炊き出し部隊に届けて、炊き出しの残りを夜に私が頂いて、翌日元気に活動させて頂いたというようなことのようである。おおむね。
榊原さんのブログ。
五ふしの草
奈良市芝辻町
http://itufushi.exblog.jp/
あとは、福島の子供たちの奈良県内での保養活動にも価格かかわられています。
小林さんも『東北支援ぶどう狩り』、ぶどう狩りを楽しんでもらいつつ、収穫したぶどうを東北に送るなんてこともされていました。
G. grape farm
http://g-grapefarm.com/index.html
今ならホームページからぶどうの注文できます。
ということで、土の香りのする静かに熱い男たちから土のついた野菜と、農薬のついてないぶどうを買って、おまけになすびも頂いて、また夜のお勤めに帰り着いた水曜日の夕方でありました。