近況 夏のからだ
暑いけれども、暑くない今日この頃。
猛暑であるけれど、やはり暑いのははっきりわかるけれどもそれほどこたえない。
道場で進化体操を続けている人、痛くない整体を続けている人、それぞれから「私も今年は暑いけれどもこたえない、自分で『暑い〜』ということがなくなりました」の声が複数届く。
「先生の言うてはんのはこのことかなあて思いました」
などと声がかかる今年の夏。
そうは言っても大量に汗をかいた後などは、さすがに冷たいものもほしくなるけれど、飲めるときは熱いお茶を入れ、携帯用の水筒にも熱いお茶入れて飲むようにしている。
「熱中症対策にスポーツドリンクなどで失われたミネラルを補給できる飲み物を」とテレビなどではよくいう。でもスポーツドリンクをホットで飲む人はいまい。熱燗のスポーツドリンクはおそろしくまずそうである。だから冷たいものをぐびぐびと大量に飲むことになる。
冷たいものを大量に飲むことで蓄積されるダメージはあまり言及されることがない。筆者もたまにぐびぐびやるけれど、とても消耗する感じがするから、冷たいものは減らしてお茶を飲んでいる。飲みすぎない。うまい。汗が出るけれども、すーっと涼しくなる。
また詳しく書く機会もあると思うが、崎谷博征先生の「原始人食」というのに興味を持ってぼちぼちやり始めている。そのおかげもあって、今朝の体重測定で過去15年間でたぶん最低の63.0キロまで体重が軽くなった。
原始人食のいくつかのガイドラインの中に 「ブドウ糖果糖液糖」の入っているものはやめましょうよ、というのがある。すると、コンビニの棚にならんでいる清涼飲料水のほとんどに入っている。「ブドウ糖果糖液糖」がなぜ避けた方がいいかについてはまた後日書くかもしれません。今日は割愛。津田がどうも原始人食というものをやり始めたらしいとだけ覚えておいてください。
いいものなら続くでしょうから、後日また書くことになるでしょう。
進化体操の最新の「実行ガイドライン」に加わった「おなかのたるみを本来の位置に戻してやると効果抜群」という項目。始めて10日ほどになりますが、これがいい。
自分のおなかが着々とふくらんでくると目をそむけたくなるが、たるんでいたおなかが着々と引っ込んでくると、おなかに一層興味が湧いてくるものである。じわじわおなかがへこみつつある筆者は、よけいにおなかへと注目度を増し、結果上記の進化体操ガイドラインを採用するに至った。
おなかの皮膚というものも加齢とともに下がってくる。おへその位置は低くなるし、下腹はたるむ。見方を変えると「本来あるべき場所から下にずれている」といえる。
もちろん、人体のあらゆる部位は加齢によって下がるものばかりであるが、おなかに余分がつくと余計に下がってくるのが加速されるようである。
そこでその「本来の位置にないものを、もともとあった位置にして進化体操をする」「自分でできなきゃ人に押さえてもらってみよう」という技法を授業に加えて好評である。
ある50歳よりは上の年齢の女性は体感して言いました。
「この動きの中にある若さは、20年以上前のものです」
当分は授業の中に入ります。首をケアして頭を無心に近づけるという方法も、効果が非常に安定してよいものなので、今も毎回の授業に必ず入っています。たぶん、このおなかの持ち上げ、本来位置への復帰という方法も当分続きそうな感じです。