先週読んだ本

[読書]

まずは上巻終わりました。あいかわらず宮部みゆきにはずれなし。主人公は男子高校生。宮部作品の中のあの学生や少年を主人公にした時のあかるいトーンの作品。やや幽霊ものよりだけど怖くない。

再読するか→する
いつごろか→一年ぐらいはあけるかな。


御見それしました、やはり天下の宮部みゆきです。上巻の「明るいトーンの作品」などとライトな作品のように書きながら「今回は宮部レベルではあるものの、まっ、そこそこ軽く読めちゃう作品ね、ふむふむ」などとわかったような書き方をしていましたが、反省です。

確かにね、はい。そないにライトな作品を400ページ超の上下巻にする必要性はないですわね。そこんところがちょっと引っかかっていたのですが、やはり。

まっ、今回は水深5メートルぐらいのところですいすいと読める作品だと思っていましたけれども、下巻も後半になりますと、ぐいぐいと深度を下げて、水深50メートルぐらいの深さになります。はい。宮部みゆきなめたらあかんで。はい、なめていたのは私でした。反省。

再読するか→断固する
いつごろか→一年はあけるかな。筋書はわりと複雑ではないのであまり近いとまだ覚えている可能性があるんで。


主人公は姫神の化身である女子高生。陰陽師やら山伏やらの同級生がいて、大人の暗躍でさまざまな超自然的な事件に巻き込まれて切り抜けて、ようやくこの6巻で無理やり完結。図書館で借りた5巻を読んだのが一年近く前で、予約したのがようやく届いて今は、1〜5の中身をほとんど忘れておりました。だから、おもしろそうな本の続きものは、図書館で借りるべきではないということを学んだのであった。

再読するか→たぶんしない。ごめんなさい。面白いけれども津田のツボではありませんでした。ツボにはまるとその作家の作品は総なめに読みたくなるけれど、そこまでにはならなかったので。