BON議事録4 通信事情・充電・発電機

津 ということは、私が被災者だとして、最初にメッセージを入れる際には「無事だが地域的に救援必要」というようなメッセージを入れたと。できるだけ171は家族親戚用にとっておく。で、ここに救援仲間内での連絡はネット回線環境が生きていればラインやFacebook。生きているかなあ。


武 東日本大震災の時はラインは活躍したと聞いていますけど、ラインのユーザー自体が膨大に増えているので、一斉にみんながそれを利用すると回線がパンクするんではないかと心配しているのですが。調べてみたけれども、企業の都合で実際どうなるのかは教えてもらえませんでした。


武 いざという時には、まず自分たちの安否と活動情報はFacebookに上げられれば上げる。情報をアップしてきた人はFacebookが使える人だと分かるというこtになります。Facebookがだめなら、津波は大丈夫な吹田のトッピーさんのところの固定電話に電話する。どちらもだめな場合は、災害伝言ダイヤルに自分と家族の安否、活動に出る予定の有無と対象地域、自宅周辺が救援が必要か、必要なら絶対にわかりやすい場所の目印を入れる。俺なら、おかんのところに駆けつけるので、住之江競艇場の正面入り口の○○に自宅の場所の張り紙をしてあるとか。


津 和歌山県庁近く、雄湊小学校避難所に避難しつつ、快適な避難所づくりに向けて活動中です。近くの自宅に10人ぐらいまでなら泊まれます。食料水燃料、念のためにご持参下さいとか。でも固定電話も最近のは、停電すると使えないでしょう。


中 わが家は黒電話に変えたので、停電でも大丈夫な可能性大です。


津 よく置いてましたね。


中 リサイクルショップで950円で買ってきた。これなら電話線が断線しない限りは停電しても大丈夫。自宅の固定電話の171伝言ダイヤルは家族親族の連絡用に取っておいて、こちらを仲間内の連絡用に使うという感じになりますかな。


武 公衆電話は停電しても使えることがありますから、自宅近くの公衆電話はどこか知っておく必要があります。


津 減ってますよねー


武 あとですね、災害伝言ダイヤルは1日に予行演習をしたわけですが、他に15日もできるんです。


津 それはありがたい。前回、長男もやりもらしたし、実家の母親も失敗したし。



中 9月1日を防災の日でしたっけ。休日にして、防災訓練すべきじゃない。


津 東京に行った時、本多さんに東京消防庁災害時支援ボランティア登録証を見せてもらいました。実際の災害の際には消防署の職員は現場に出払いますから、署にいて、連絡番なり荷物番なりできる人がいるだけでも助かりそうだしなんて本多さん言ってましたね。近々訓練があるとかも言ってたのかな?

酒 和歌山市でもありますよ。ここまで立派な登録証はないでしょうけど(笑)。

武 予備電池は各自どうしてますか?これは一つで電話二回満タン充電できる予備のバッテリーです。量販店で買いました。二回は魅力です。


中 ソーラーで発電できるやつを持っています。ただしドコモ用。


辻 モンベルのやつはいまいち充電力が弱かったですね。手帳ぐらいの大きさのソーラーでした。


中 ドコモのやつは確か5000円ぐらい。ソーラーパネルはA5を細長く切ったぐらい大きさがあるやつです。


武 手回し式の充電器。ラジオやライトが付いているのもありますよね。あれ実際にやってみたんです。便利そうですが満充電にしようとしたら一時間ぐらいかかりました。人とのんびり話しながらというような感じならありですけど。


津 ただ、ラジオと電池が手充電でいつでも使える、電池がなくても使えるというのは安心できますよね。ラジオならちょっとの受電でだいぶん長い時間聞けるし。なので、ラジオ・ライト・充電器はあった方がいいと。だけど携帯の充電には他の電池式とか予備バッテリーとかソーラー充電を用意した方がいい、というのが今の時点でBONのお勧めということで。


中 たき火でできる鍋のついた発電機がFacebookによく出ますよね。あれは良さそうだけどどうかな?


津 気になったんで、ホームページのURLは取っておきました。ちょっと開けてみますね。2万円で買えるやつって7ワット発電だそうですけど、これってどれぐらいの電力なんですかね。


中 昔の電球が百ワット。


津 全然使えないじゃないですか。150ワット発電できるやるもありますね。でも21万円します。


武 それの10倍の電力を発電できる1.5キロワットの発電機は10万以下で買えます。だから燃料を備蓄、あるいは確保した状態で、発電機を2台かった方が多くの人に役に立ちます。


津 ということで、たき火発電はいまいちBON的にはお勧めしない。


次回は6月12日の木曜日の6時に新大阪健康道場で。できるかぎり自分が避難する可能性のある避難所の初動どうなるのかということを調べてみる。公衆電話の位置を調べてみる。あとは5月15日に自主的に災害伝言ダイヤル171を練習して、6月1日にトッピーさんのところの黒電話に災害伝言ダイヤル171を予行演習してみる。次回まではこんな感じですかね。