女子大でにこにこマッサージをやった時

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 日常淡々日記度    ★ 
 お気楽エッセイ度   ★★ 
 ひたむきに伝えたい度 ★★
 筆者自身の心覚え度  ★  

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三砂さんの論に、そうだなあ、と思う部分があります。今年の夏に大阪市内の某女子大の授業の一環としてニコニコマッサージの実習をさせてもらいました。40人ぐらいの20歳前後の女性が受講されました。

カラダを整える順番としては、土台から順に整えるといいよ、という考え方があります。人は引力に逆らって立っていますから、土台の歪みが上を狂わせる、ということです。なんせ大学での実習ですから、「単に気持ちいい」だけでないように、そういう考え方に基づいての身体の変化を実感していただこうと、脚から順に整えるプログラムで始めました。すると・・・短時間学級崩壊を起こしてしまいかけたのです。

脚を整う方向にさする、ということを始めたとたんに、ひぇ〜、ぎゃ〜、くすぐったい、やめて〜、と多くの学生が実習を途中で放棄してしまったのです。手を止めておしゃべりを始めました。

通常の教室ならここでみんなが「気持ちいい」という実感に入っていくのですが、それがそうはならないのですね。担当の教授は「最近の子は触れ合うことがないですからね」とおっしゃっていましたが、その時に感じたことが三砂さんの指摘と同じ。

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