262話 88 1010

タイトルの88 1010というのは決して電話番号ではありません。市外局番の後にこの番号を回すと、筆者が電話に出て「毎度ご愛読ありがとうございます」と答えるサービスなどは一切ないので早とちりされませんように。

神戸サラシャンティの「快気法とミュートヨガ」のクラスをやり,その後に希望者に整体を済ませてオーナーの清水さんのところに遊びに行った。(サラシャンティの入っている同じビルの最上階に清水さんのお宅があるのできわめて遊びに行きやすい)

昨日書いた「自然農をしながら自宅まで自給しちゃった岐阜の佐藤さん」の話などをしていると、清水さんが「これおもしろいよ」と出してこられたカラー刷りのフリーペーパーがありました。

巻頭には舞踏家の田中泯さんの特集。甲府盆地の上芦沢というところで廃屋を借りて、できるだけ機械を使わない農業をし自給しながら舞踏を研究し…という生活をしている、というような興味深い話。

さらにぱらぱらとページをめくると「日本不耕起栽培普及会 会長 岩澤信夫」さんのインタビュー。田は耕さず、「しろかき」もせず、肥料には化学肥料はつかわず米ぬかなどを使う。稲刈り後の冬の田んぼには水をはり、それで丈夫で元気で冷害にも強い米が取れるという。これもおもしろい。

それでもってこれは何の新聞なんかと言うと株式会社「ワッカ」という会社が出している『米作りのある生活をテーマに日本の文化や祭り、持続可能な生活を提案するフリーペーパー』と後の方に書いてある。
www.wacca.com/88

で、フリーペーパーの表紙に「88」とデザインされてるが、どういう内容なのかは表紙からはまったくわからなかったのである。記事を読んでもおよその傾向は「好みの情報が多い」ということしかわからなかったのである。それで最後のページまで読んで「米作りのある生活をテーマにうんぬん」という記述でもって「ああそういうことなのね」と分かったのであった。

フリーぺーパーのタイトル「88」。
漢字で表記すれば八十八。
縦書きすれば



上記の3文字を上下に圧縮すれば「米」。

そういうことだったのね。これは「お米ライフ」の新聞だったということが判明したのであった。


ところで、今回のタイトルは 「88 1010」
88は「お米ライフのフリーペーパーのタイトル」ということは今書いたわけだが、「1010」というのもまた、ある業界?の専門誌である。

この雑誌を「ご存じない」方で、これはいったい何の雑誌なのかお分かりになった方はメール下さい。万一応募者多数だった場合は突発的に抽選でプレゼント、ということもあるかもしれません。正解は明日夜に。したがって応募は明日の夕方まで。