282話 固定する  

偶数月の月末となった。ということはミュートネットワークの会報作成の時期である。

おまけに今月は2月である。毎年2月になると、なんで28日しかないのよ、とぼやく。月末の2〜3日があるのとないのとで大違いなのである。

会報用の原稿を書く。詳細は会報をお楽しみに(というのは会員の方だけにしか通用しないけれど)ということになるが、そうするとこの後の文章がかけなくなるので、ちょっとだけ書く。

ようするに、相手や問題を変えようとしても、そりゃ変わらないから、自分の方が動くことで事態を変えようというような論旨である。それでもって、そのためには、その問題になっている部分を、ちょっとはそちらも変わってほしいなあ、などとはみじんも思わず、完璧に固定してしまう。

そうすることで逆に自分の方の動き、行動、思考が引きづられずに自由になる。この固定するところがポイントだっせ、ということを強調して書いてしまった。

会報の作成というのは、版下を作って、コピー機やら簡易印刷やらで自分で刷る。印刷に出しても部数の関係で割高だし、時間がかかる。セルフでコピーすれば、そのまま折に出せるので早い。

というので来週のスケジュールだが、日曜月曜は河野先生の大阪指導日なので夜中までびっちりと空き時間はない。来年度の打ち合わせもあるので、真夜中までかかるのは必至である。

火曜日には研究会も復活する。ドアの修理にも立ち会わなければいけない。

水曜日には道場の畳替えを入れてしまった。車検の車を日産へ持っていくのもこの曜日である。木曜日には奈良への出張も入っている。この日記もここしばらくはまた毎日続いている。3月に入ると引っ越しするので、その準備も進める必要がある。

2月のどの週よりも忙しいではないか!!!

やっぱり畳はさ来週にしようか(でも見積もりにきたおじさんがとっても恐そうな人だったので、今さら変えるというのも言い出しづらいけど)、とか奈良への出張も来週にした方がいいかな、日記も休むかな、などと考えているうちに、前記の原稿ができあがってしまった。


●問題解決のためには、その問題になっている部分を、
 ちょっとはそちらも変わってほしいなあ、などとは
 「みじんも」思わず、
 「完璧に固定」してしまう。

●そうすることで逆に自分の方の動き、行動、思考が
 引きづられずに自由になる。

●この「固定するところがポイントだっせ」

こんなこと誰が書いたんだ。

俺だ…。

う〜む。

ということは、2月中に発送を終えるというのが絶対厳守である会報の発送を仕上げるためには、車検も、畳みも、日記も、引っ越しの準備もどれひとつゆるがせにはせぬ!と固定しなければならないということなのだ。