329話 日記風

今日は昨日に引き続きオフである。私の場合は、オフというのは「大阪へ行かない」ということで、「全面的に何もかも休み!」ということにはならない。独立自営業とはそういうものである。会報の作成やら、通信費の振り込みお願い通知の作成及び発送」などがあるのであるが、「やはり自宅にいる」というだけでも「なんかオフのような気がする」ということになる。

ということで自宅でいた。

午前中、家内の知人の「偏頭痛歴18年」という方が来られたので、調整させてもらう。

昼は、そうめんを作ろうとしたら、その束はそうめんではなく、乾麺のうどんだった。四分煮立ててさささささっとそうめん!というつもりが「20分強、しっかり煮込んでね」になる。

ゆでる時間が長いので、その間に薬味のねぎを細く細くたっくさん刻む。それでも時間があまるので、錦糸卵を作る。だしがそうめん用だったので、「たまり醤油」と「みりん」を加えて、うどんと太刀打ちできそうなやや骨太のだしに調整する。まだ時間が余るので、冷蔵庫で眠っていたロースハムを細切り切りにする。

黒いつやありの器に、氷水をくぐらせたうどんを盛り付け、まんなかに梅干しをあしらう。上記の薬味と「もみのり」をのせ、骨太だしをどどどどどと注いで、冷製ぶっかけうどん。美味である。

しかし、昨日の昼はそうめんだった。そして夜は発作的に和歌山ラーメンを食べに行った。今日の昼は骨太ぶっかけうどんである。こうやって日記風に書いてみると、昨日から麺類が続いていることが分かる。
「メン」「メン」「メ〜ン」という少年剣道大会という食生活である。

そして、自宅にいるからこその幸せ「昼寝」をする。

目覚めてそそくさと車でホームセンターへ「発送用の封筒」ならびに「通勤用のソフトアタッシュ」を買いに行く。今はリュックサックで通勤しているのだが、リュックサックを膝の上に置くと、中身である作務衣と書類ケースがごちゃごちゃとして、表面がこんもりとなる。そのこんもりの上にノートパソコンを置くと水平を保つのがむずかしい。片方の足だけをつま先立ちにするなど工夫しているのだが、平らなかばんを買えば済むことだと気づいた。

ということで、道中適度に迷いながら和歌山市内の道を覚えつつコーナンへ。5時には隣家の書道の先生もしている肩こりお母さんと、ねんざをした息子さんの二人の整体である。迷った分だけ遅れつつ帰宅。

中一の長男の友人がどどどと4名「中間テスト」のグループ学習に来ている。リビングの巨大ちゃぶだいで勉強をしている。「こんちわ〜っす」と野球部同級生主体の友人達はなかなか礼儀正しい。

肩こり母さんの整体が終り、ねんざ息子の調整に取りかかったころに、少年たちは「学習時間」を終了させたらしい。何やら遊び始めた。気配は「かくれんぼ」である。まことに健全である。中一の少年が4〜5人も集まって、時間一杯黙々と勉強できたとしたら、その方が気持ち悪い。ぜ〜ったいに勉強になるはずもないのである。

6時半で少年達は解散。ねんざ少年も終了。

タバコを買いに「一本足高下駄(天狗がはいているやつ)」で出かける。体のバランス力養成である。通勤に使えば、いいトレーニングになるのだが、難波駅の雑踏を一本足下駄でカランコロンを歩く勇気はまだない。

家の前で小2の次女が一輪車をしていて、一緒についてくる。道路わきで立ち話をしているおばあちゃんの前を次女が通り過ぎる。「ま〜ああ、上手やね〜」おばあちゃんふたりから「かわいらしい〜❸ 光線」が長女の後ろ姿に注がれている。その後を「天狗御愛用一本足高下駄」を履いたパイナップル頭のTシャツ中年男がからころと歩く。

7歳の少女の一輪車姿はかわいらしいが、44歳の一本足高下駄姿は、あまりかわいらしいとは言えない。(ような気がする)おばあちゃん達がいかなる視線を送っていたかは確認していない。

ねんざ少年が、家の前で壁当てサッカーをしている。ということは、調整がうまく行ったということのようである。

夕食後、当日記の読者の方から「コメント欄が消えてますよ」というご指摘メールを頂く。先日、初のコメントを頂いた時に、あれこれ設定をさわっていたら、知らずに消えてしまったようである。そして今回もよくわけが分からないままにあれこれさわっていたら、唐突に復活した。

さて、すっかり遅くなったが、これから会報発送通信費振り込み通知の作成である。

まったく日記と言えないNHK話連続なかなか終らない編の後遺症で、今日はおもいっきり取り留めない日記となった。とにかく今日はそういう一日だったのである。