356回数カード 完結編

先日書いた「アクセス解析」で、えこまさんから「たった180円でアクセス解析がついてきまっせ。こんなに便利でっせ」というコメントが寄せられた。まことにその通りである。筆者はえこまさんが、ご本人のブログで、アクセス解析をもとに、傾向を分析し論評している日記を読んだこともあるんで、その存在は知っている。

しかし、アクセス解析を申し込んでしまうと、正解が得られるので面白くないのである。アクセス数が増える方が嬉しいけれども、「このキーワードで今はアクセスが増える」なんて知ってしまうと、面白くないのである。もちろんえこまさんがそういう使い方をしているというのではない。えこまさんのブログを読むと、「ふ〜ん、実際のところはそうなの、意外ね〜」と参考に見たという程度であったから実際にはそうこだわるようなものでもない。かもしれない。

でも、まあ日々の数字に一喜一憂して、あれこれ空想するのが楽しいのである。このブログが仕事であれば、人の目に触れる数を増やすというのは、重要である。しかし、このブログは趣味である。私の楽しみとしては有益だが、会員数増加のためには有効な内容であるとは思えない。電車でうんこをがまんする話を読んで「ぜひに」と入会してきた人はいない。

先日の「またがみの短いジーンズ」で書きかけたことも、この「空想の持つ力」についてである。「ちらちらと」見えそで見えないものが、男心をかき立てるのは、空想させるからである。全裸、水着、ショートパンツはすでに「結論が出ている」衣類である。結論が出ていることには空想の力は働かない。

下着、スカート、着物のすその乱れ、チャイナのスリットは、結論が出ていないのである。「その先はどうなっているの?」というのがあらわになっていないのである。その空想を現実の確認作業に変えて、田代まさしはビデオを使い、どこやらの大学教授は手鏡を使って、それぞれ人生を棒に振った。

スルット関西3DAYチケットは、空想をかき立ててくれるから楽しいのである。そして、前記した「坂本龍馬展」などは、行きたい気持ちはあったが、それ以上進める気配はなかった。しかし、今回のチケットで、かなり具体化してきた。行くならこの日しかない、という目星もつけている。でも京都まで行くんだったら、地雷撤去のNPO「テラ・ルネッサンス」の鬼丸君のところに行く方がいいかな、などとも思い始めている。空想が実際の行動を変えつつあるのである。

空想というフォースの力は偉大である。上記のお二人のような「フォースの暗黒面」に引かれ、シスの暗黒卿やダースベイダーの仲間になりませんように。自分も回りも楽しく豊かになる方へとお使い下さい。

それでは「フォースとともにあらんことを」