386話 オクトさん公演

さて、明日金曜日から筆者が「トレーナー」をつとめる劇団「オクトプラス」の11月公演が、JR塚口から徒歩数分、ピッコロシアター中ホールで行われる。

「いつかの夢の続きを」


オクトのオリジナル作品である。

筆者が肩入れしている劇団ではあるけれど、ひいきめのヨイショではなく、非常に面白く、泣ける作品である。関西圏の読者のみなさまにはぜひ観劇においで頂きたい。

この10月は非常に忙しく、後半は2週間ほど休みのない状態で、稽古場には一回しかいけなかったが、役者、演出家などこちらの道場に調整を受けに来る方も多く、華やかな舞台の裏側で繰り広げられた数々のドラマは、筆者は数多く把握している。

書きたい話も多い。

役作りがうまくいかず、衣装づくりの激務も合わさって、ついにはフォースの暗黒面に支配されてしまった数年ぶりに舞台復帰のたえちゃんが、ある武術の術理を秘策として授けられ、みごと窮地を乗り切り、暗黒面からフォースの世界に帰ってきた話も書きたい。

非常に繊細な感性の代表の恵子ちゃんが、最終稽古の際のトラブルで吐き気を催すような精神状態になってしまい、そこから脱却する際の心身相関関係のドラマも書きたい。

稽古場でおこなわれた「ニコニコマッサージ大会」の話も書きたい。

推定300点から400点の衣装に奮闘したきよちゃんの話も書きたい。

代表の「吐き気ダメージ状態から脱却の夜」に、演出のほ〜さんと交わした「踊る大捜査線の製作手法から見るオクト的演劇とは何か」話や「浅田次郎論」、「宮部みゆきはどこが偉いか」の話も書きたい。他にもいろいろ書きたい。

しかし、私には時間がない。今から12月に行われる法事の案内はがきを作らなければならない(11月3日夜10時)。ついでにこのブログを読まれる親戚縁者のみなさま、三回忌は11日から4日に変わりましたのでよろしくです。

ということで、どういう芝居か、ということは劇団のホームページを観て下さい。

http://okutoplus.infoseek.livedoor.com/

それから、筆者は土曜日の夜の部に行きます。ミュート会員のみなさんで、よっしゃ、津田がそこまで勧めるならば一緒に見に行こうかい、という方は津田の携帯メールまでご連絡下さい。何枚か招待券をもらっているのでその分を引いて団体割引価格観劇会にしましょう。ずえ〜ったいに「行かなきゃ良かった」ということは、よほどのトラブルがないかぎりないです。