470話 連休あれこれ

4月30日

会報の発送が終了して、今日は楽しいゴールデンウィーク


宝塚のためさんが、前々から和歌山に遊びに来たいと言っていて、ちょうどこの日休みが一致したので「ためさんファミリー」と我が家の合同で自然満喫&温泉ドライブの開催となる。


今年2月ごろに発見して以来、とってもお気に入りの「高野山深山幽谷・秘境」と呼んでいる「こけむした谷に清流と5段の滝」の極秘スポットに案内する。


この日には「カヌーちょっと体験」も企画していたのだが、紀ノ川の九度山・高野口付近はまたまた情けない少ない水量のため断念し、深山幽谷で「お手軽かつリーズナブルな七輪バーベキュー」を堪能しつつ川で遊び、滝を拝み(たくなるような見事な滝なのである)しているうちにあっというまに4時を回る。


ふうちゃんは、身を切るような清流にどぼんどぼんと太股まで飛び込んで平然としていたが、やはりここは身も心も暖めねばということで、造り酒屋の酒蔵を改造した温泉「蔵の湯」へと向かう。


4種類の温泉と水風呂につかっては上がり、つかっては上がりしているうちに、あっというまに7時となる。


ということで、夕食の時間だ、というので「驚異のステーキ大(の大きさ)チャーシューの怒濤の4枚攻撃 超過激・岸和田スピリットだんじりラーメン まる高」に向かい、ゆき子ママを困惑と超満腹の淵にいざなおうとしたのであるが、ゆき子ママの胃袋は予想を遙かに超えた丈夫さであったようで、ステーキのごとく巨大な4枚のチャーシューを淡々と平らげたのであった。


今回のコースは、ぜひぜひまた夏にやりましょう、そうしましょうということになっているので、ミュート自然を愛する友の会の皆さま、ぜひご一緒しましょう。


3日。


5日の祝日には和歌山方面の親戚縁者が集まって、紀ノ川河川敷バーベキュー大会が開催される。


しかしながら筆者は、その時にはミュート東京で「ニコニコタッチセラピー特別研修会」に参加している。


この日はミュート会員の「マッサージ」「鍼灸師」その他歴戦の強者が集まって、ニコニコタッチセラピーを世のため人のために役立てるにはどうすればいいか、ということを誠心誠意・ケンケンがくがく研修する、というまことに楽しい研修なので、いかに親戚縁者がアウトドアクッキングの大家である筆者を頼ろうとも和歌山に残る訳にはいかない。


だいたい何故のこの「バーベキュー大会」開催に至ったかというと、親戚の寄り合いの席上にて「私はこの世に生まれて一度もバーベキューというものをしたことがございません」というある若妻の衝撃の告白があり、「一度でいいからバーベキューがしたい」という涙の訴えからである。


しかしほとんどの世帯が屋外炭火焼き肉焼き鳥焼き野菜をしたことがない。えりこママのところがパワフルアウトドアファミリーで、筆者宅がそれにつづく。後はビギナーばかりである。


義妹のよーこちゃんは、ホームセンターでコンロに木炭など一式買い込んで、バーべキューに出かけたもののどうやったら木炭に火がつくのか分からず、しかたないので「チャッカマン」で肉をあぶりながら食べたという。

 注 木炭というのは、ライターの火をかざしたぐらいではまったく火はつかない。


よーこちゃんは別に料理ができないというわけではない。上手な部類に入る方である。しかしそれは屋内の話であって、屋外になるととたんに料理の才能が消失してしまうらしい。


ということで紀ノ川河川敷・地蔵の辻をちょいとあがった「せせらぎ公園芝生広場が良い」というパワフルアウトドアファミリーえりこママのご選択により開催地は決定。


しかし、超ビギナーばかり十数名参加することになったため、参加ファミリー筆頭経験者軍団であるわが家族の責任は重い。


ということで3日に下見をかねて家族で現地へ。


七輪型小型コンロを持参し、途中で「厚揚げ」「ソーセージ」などをちょいちょいと買い込む。ポン酢としょうゆを持参。ついでにカヌーも持参。息子と二人で炭火をおこしつつカヌーを組み立て、15分後にはどちらも準備万端である。


そこへ柴犬のすずなも到着。

七輪リーズナブルバーベキューをばふばふと食し、後、カヌーを堪能する。すずなもカヌーに乗せる。カヌー犬デビューである。


ここなら水量は豊富で流れも穏やかなので、カヌービギナーには最適である。


ということで「ミュート自然を愛する友の会」の皆さま、「カヌー体験とバーベキューの会」をまた夏にでも企画しますのでふるってご参加下さい。