736話 (ほぼ)めでたい

先日のブログで「スラッガーえりこ」の近況として「一時リーグ復帰をかけたダブルヘッダーで、連勝、しかも後の試合は延長の上の大逆転勝利」というようなことを書いたが、実は間違いだった。


ダブルヘッダーを負ければ、一部昇格はできなくなってしまうが、連勝しても優勝が決まるわけではなかった、といった状況だったらしい。


しかしながら、このたび「勝利のもと、めでたく一部リーグ昇格が決まりました!」のメールが届いた。まことにめでたいことである。


二部のままだと、正式名称は覚えていないのだけれども、いわゆる「関西大会」だとか「近畿大会」とでもいうような大会にも出られず、もちろん全国大会への道なんていうのも全くない、土俵に上がれないという状況になってしまうところだったようである。


さらに朗報である。3月下旬よりなりをひそめていた「府立K高校 男子テニス部」の面々である。3月下旬より顧問のI藤先生は、入試、卒業式、入学準備、新3年担当と怒濤の忙しさに入り、こちらは空いた時間をやりくりしての出張整体に、Y木氏提案の「役者の体づくりメソッド」プロジェクトが始まり、さらには合宿の準備などもあって、まったく高校に顔を出せる状況ではなかったのである。


ところがどっこい。K高校は、こたび地区トーナメントを見事優勝で飾ったのであった。

あっぱれ!

言っておくが、この優勝には筆者はまったく関与しておらない。生徒諸君(ならびにI藤先生)が勝手に(って言い方もないけど)優勝しちゃったのである。ではあるけれども、ご縁を頂いた方々の、努力が報われるのはやはり嬉しい。


ちなみに、あさちゃんは、体力測定で「シャトルラン」がクラス女子トップとなった。


クラス一スタミナのある女の子、ってことか。これもやはりめでたい。

ちなみに、ひろきは、合宿で裏山の廃寺までの道を探索するように依頼したところ、ダッシュで出かけ、足をねんざして使命を果たせず帰ってきた。これはめでたくない。