968話 目標不達成講座 2

さて、この土曜日、火曜日の講座で、昨日にるる述べたような趣旨を解説の上で、目標を割り出した方々の目標の「数値のみ」を記したものである。

S崎 40 
K世 19
K藤 47
O渕 30
M本 74
M野 53
O澤 28
M安 8 後 10
S本 不明
筆者 200


それぞれの数値の単位、およびテーマというのは、バラバラである。


であるから、数値自体を比較しても何の意味もない。筆者は「さすが講師だけあって三桁!」などということはまったくないのである。


受講されたみなさんが、ご自分のかかわる「あるフィールド」での「その数字のところに目標を置いたとたんに、呼吸は深く、背骨は伸び、腹は満ち、安定度は増し、歩いて速い」という「思わず心身が統一しちゃった」という数値である。


仮に「統一体目標」と呼んでおく。


そういえば、先日、京都の某大学に准教授として4月からの赴任が決まった「フリーの研究者」であるTさんも、数ヶ月前に、数値目標ではないけれど「このキーワードを口にすると思わず統一体」を、おりにふれて実践されていた。


もちろん、筆者も7月に始めて、満足のいく経過をたどっていて、このたび目標数値を上げたところである。


今後、月の最終稽古日に、参加されたみなさまに進捗状況ならびに活用度のチェックを入れ、最終的に来年の4月時点でどうなったかという検証をしようと思っている。


それで、この方法を「実践した」という方々に、満足のいく結果がことごとくもたらされているようであれば、特別講座としてやってもいいかな、と考えている。


しかし「絶対に目標達成できない、目標達成講座」という講座名では受講生が集まりそうもない氣がするから、講座として成立するかどうかは不安である。


さて、どうなるだろう。